[前回の記事]
平家落人の里でもある“湯西川温泉”へと降り立った前回、
中心街をふらふらと彷徨っていましたが今回は少し入った所へ・・・
この地域らしく、日光の牛乳ケースが置いてありました
牛乳のメーカーも地域によってさまざまで、見かけるとオッ!となります🌝
何やら空き地の奥に草木に沈む日本家屋が・・・行ってみましょう
昔ながらの形をしていますがしっかりとしている所を見ると比較的最近建てられたものなのかも
緑の中に佇む日本家屋がまた絵になりますね
中を覗くと様々なものが残されていました
コカコーラの冷蔵ケースが茶色い空間に鮮やか
飲食店だったのかもしれませんね
Google mapで確認したみたら現在は鉄壁の緑に守られている状態でした
びぇえええええ~~~~~ん!!!!
ベタベタするくっつき虫、あれ嫌よね・・・
辺りはすっかり観光客が足を踏み入れる道では無い雰囲気に
右に見える家屋には一昔前のセダンが埃を被り、エンジンをかけてもらうのを待っていました
それはもう叶わぬ願いなのかも・・・
空き家や門だけが残されたお宅など、少々寂しい通り
しばらく行くと西日が差す開けた道へ出ましたよ
・・・と、少し上がった所に何か古めかしい建物が見えました
ちょっと行ってみましょう
近づいてみるとやはり廃墟でした
天井には穴が空き、いつまで経営していたのかは分からない状態・・・
近づける所まで近づいてみましょう
マンホールの蓋の様なものが転がっていました、アゲハ蝶を紋にしたもののようです
どうやら奈良時代から鎌倉時代に使用されていたようで、
平家の末裔が家紋として使用してた様ですよ
平家がここにも。なるほどね~
・・・って、えっ!?
怖っ・・・
まさかシロクマのはく製があるだなんて・・・いやぁ~クリビツ
勇ましい表情をしていますが廃墟のはく製は何だか寂しいですね
今も静かにここにいるのでしょう
雨漏りしているのかポタポタと絶えず音が響いていました
近くの街灯の下には「やすらぎ荘」の文字
旅館だったのでしょうね
ふ~入口から覗いただけですが、廃墟は緊張感があるので離れるとホッとしてしまいます
ススキが陽の光を蓄えてキラキラとしていました
メイン通りへと戻ってまいりましたョ
酒屋さんの前には小顔専用の顔だし看板が
物干し台の土台に刺さっているお手製感がまたいいですね
日も沈んだので今日の散策はこれまで・・・、ホテルへと戻りましょうか
続きはまたあした
気になっていた平家最中のお店は閉まっていました
パリッとした甘さ控えめで、先ほど挙げたアゲハ蝶の家紋をあしらった“平家最中”と、
栗の入った茅葺屋根の形をした“くりやかた”
どちらもとても評判良いみたい、食べてみたかったなぁ~
夜は静かに更けていきました・・・😉
お宿レビューもありますのでお楽しみに
《2019年9月探訪》
[湯西川温泉]
〒321-2601 栃木県日光市湯西川