[レトロウォーキング|あなたの街の昭和レトロ]

鬼怒川温泉の更に奥!「川治温泉」~温泉街編~

[前回の記事]
前回は五十里ダムからてくてくと川治湯元駅のホームが見えるところまで下りて来ましたので、今回はその続きから温泉街ウォーキング


車はたま~に通ります
そして右に曲がると駅


駅に到着
しかし人っ子一人おらず・・・
電車は1-2時間に一本止まるようです


川治温泉でちょこちょこ見かけるこの笑顔
近所の爺さんみたいなニックネームのかわじいです
何を指さしてるんだろ?


駅周辺には木造の空き家が数軒ありました
ガラスも抜けてしまっていますね


社宅か何かだったのかなぁ
お店もないので聞ける人がいません


鬼怒川温泉駅川治温泉駅湯西川温泉駅中三依温泉駅と、会津鬼怒川線は温泉駅が豊富
でも行くならやっぱり有名な鬼怒川、と言った感じなのでしょうか?一番手前ですしね
最近では鬼怒川温泉も廃墟ホテル群が出来てしまうほど廃れているとか・・・


コンクリート造の厳つい建物が現れました
何の建物だろう・・・


メインの入口はここのようですが・・・
吹き溜まりになっているのかふっかふかの落ち葉の絨毯


三階直通の心もとない梯子


ガラス一枚割れてない所を見るともしかしたら何かに使われてるのかもしれません


路地があります、ちょっと行ってみましょう


神社でした
寒々しい冬の景色しか見てこなかったのでここだけ緑が多く違う季節みたい


緩やかなカーブにはタバコ屋さんがありました


長生閣は先ほど神社に入っていく路地の脇にありました
水曜どうでしょうでも泊まったとか
今は“坂聖・日光”と言う旅館になっています



看板だらけハウス
キリスト看板もあれば、ビデオシステムの“ブライダルパレスあさの”もありますね
昨年まで頑張ってたみたいですが、閉店してしまったようです
物価高騰とコロナかぁ、何とかなりませんかね・・・
タマゴが高いッス


パイプがトンネルのようになっています
温泉でも通ってるのかなぁ


居酒屋おやじ


一枚だけ柄が違うね!!


雪が残って寒々しい景色の川治温泉


カーブに沿うような面白い形の建物
寿庵と言う旅館のようです

右側斜面の上では、
1980年に死者45名を出す「川治プリンスホテル火災」が起きました
現在では“川治温泉 金型かわじ荘”が建っています

まさかこんな静かな温泉街でこんな悲しい事故が起きていたとは・・・
本当、人生どこで何が起きるか分かりませんね


レーザーデスクのカラオケが売りです!
我が家にもLDのカラオケありました、「居酒屋」よく歌ってましたよ


こちらの通りには商店や飲食店、おなで石が並びます
おなで石?


こちらがおなで石
男根ぱらだいすですね


しかし男根がおなで石ではなく、写真中央下にある割れ目の入った石がおなで石

「かつて鬼怒川の氾濫で流れ着いた女陰の形をした自然石を霊石として祀ったものである。女陰であるおなで石よりも金精神の祠や周りに多数奉納されている石の男根の方が目立ってしまっているため、石の男根がおなで石であると勘違いして参拝してしまっている温泉客や観光客も多い。」wikipediaより

僕も記事を書くまで石マラに隠れたおなで石の存在に気が付きませんでした
これは気付かないなぁ



昔ながらのお土産屋さんも
壁にはキリ板とコーラの看板も見られますね

先ほどのおなで石はこちらの前店主が生前現地に移し、古くから祀っているものらしいです


屋根が堂々としていてカッコイイお宅


加の文字が見られますね
赤く塗られていたのかなぁ


今年イチの慎重さで一段一段踏みしめます


階段あり、階段に生えるポストあり、道路開鑿記念碑ありで、何だかイイ空間


アイスバーンブリッジ
旅先で怪我はしたくない・・・



橋の麓には閉業したホテル


天井が結構痛んでいるようです


最初は一日だけの予定だったのかな・・・



今回は朝食だけのプランの為、ご飯も食べていきましょう!
いかりさんです


ウヒー!おいしそう!!!
おかあさんとお話しながらいただきました、ごちそうさまでした!


すっかり暗くなっちゃいましたね・・・
踏み固められた雪に気を付けながら宿の一柳閣へと戻りましょう


お、お肉屋さん!
ご飯食べたばかりでしたがコロッケ買っちゃいました


元商店のガラス戸にはスプライトと大同薬品のハイクロンAのステッカー


ハイクロンAって当時は有名だったのかな・・・
いや、有名ではないだろうな


縦に長い一柳閣本館
一番上の階は大浴場になっています
館内のレポはまた次回に!



朝になりました
直通バスが来るまで周囲を散策しましょう


旅館の脇には廃墟
壁が崩れ始めていました


男鹿川の方へと降りていきましょう


ショベルカーの脇の建物は混浴の露天風呂で、通りを行く人からは丸見え・・・!
入るには覚悟が必要ですね


山がチクチクして威嚇してる子猫みたい
ここで鬼怒川と合流します


迎えのバスが来てしまいました、名残惜しいですが乗り込みましょう


ああああああああああああ!!!!!
ハイセイコー食堂ぉぉぉ!!いつかくるぞ!!


新しい風装飾ボロボロパチンコ店がありましたとさ


帰宅後、お土産で買ったとち餅をモシャモシャ
すあまとか素朴なお味で食べたくなりますよね


《2019年1月探訪》


[川治温泉 おなで石]
〒321-2611 栃木県日光市川治温泉川治22