[レトロウォーキング|あなたの街の昭和レトロ]

那覇の大大大迷宮商店街「大平通り商店街」

前回は、かつてあった市場の周りを散策してきました
今回は那覇の巨大商店街の最南端に位置する通りを紹介します



“新天地市場本通り”の正面にある“大平通り商店街”と、「玉突」の看板がある水上店舗
現在立っている真下に暗渠のガーブ川が流れているので“水上”なのです



水上店舗自体に歴史があることから分かるように、あちらのビリヤード場もなかなか古そうですね
袖看板にある「ルーJット」は「レ」の文字がひっくり返っています
かつてはちょっとしたカジノみたいになってたのかな?

ちょっと水上店舗に入ってみましょう



おお、頑丈なセメント造り・・・階段の色味に時間の流れを感じます
壁には落書き防止の為かイラストが描かれていますね



しかし白い所には落書きだらけ・・・なんかライブハウスみたい
にゃーーーーーー



ビリヤード場の付近はシックな黒い空間
カチンと球と球がぶつかる心地よい高音が響いていました



「突」の文字がビリヤードを楽しむ人に見えるのですが、考え過ぎカナ!?



通りには昔ながらのお店と新しいお店が入り混じっています
紅白の新しいお店と、紅白の一昔前のカマボコ看板
商店街を見守って来たのでしょうね



閉店してバリケードが設置された箇所には五脚の椅子
並んで休みましょ



バリケードの隙間から覗いてみたら空き地になっていました
沖縄らしい風景が広がっています



あれ?ここにもビリヤード壺・・・?



看板にはペプシの旧ロゴが
赤と青のラインがあるので1960年から使われたものかな?
水上店舗が1960年代に作られたのでその当時の物の様ですね



ビリヤード壺はもしかしたら3階で繋がってるのかもしれません



どこかの通路は落書き天国



通りを振り返ってみて
やはり観光地と言うより地元の人の為の商店街なので、だいぶあの頃感がありますね



OKピンポン!卓球場もあったのか~!



“大平通り商店街”の南側入り口へとでました
こちらにも水上店舗の入口があったので入ってみることに



お店と言った感じではなく、まさに雑居ビル



開かれた窓から通りを覗いてみて



上階へと続く階段には色々と物が置かれていました



こちらの商店街のアーチは斜め向きに架けられていました



さて、お昼の“大平通り商店街”
国際通りの正反対ですが人がいるいる!



ビリヤード壺のもうひとつの入口では婦人服屋さんやビューティーサロンが開店中



沖縄賑やかだなぁ~
観光客も地元の人も元気です、やっぱり日差しの力なのかな?


《2023年5月探訪》


[太平通り商店街]
〒900-0014 沖縄県那覇市松尾2丁目24−13