[レトロウォーキング|あなたの街の昭和レトロ]

駅から続く、つづく昭和たち・・・「下市口駅」~下市の街並み編①~

[前回の記事]
大淀町にある下渕マーケットを散策した前回、
更に国道309号線を南下していきます



下渕マーケットがある交差点を南へと進むとすぐそこは吉野川
川を渡ると下市町へと入ります



吉野川に架かる千石橋の上からの眺めです
開けてとても綺麗な景色に、夕日に照らされた空がノスタルジックな気分にさせます・・・



橋のたもとには昔ながらの歯医者さんがありました
子供の頃を思い出しますね・・・いくつになっても歯医者は怖い笑



下市町側に入ると銅像が建っていました
町長だった山本平三郎はこの橋を架設することを企画し、自ら巨費を献じて目的を達成したようです
色々な場所で様々な人たちがその身を削って地域の発展に貢献しているんだなと、調べて改めて気が付くことが出来ました



さて、下市町が始まります
昭和のセンスがバシバシ伝わってくるこちらの案内図は昭和59年の情報
設置されてそろそろ40年なので、変わっている所も多くあることでしょう



ちょっと間の抜けたとりたちが幸せを運んでくれています🌼



この辺りには銅像や案内板、街の看板がギュッと集まっていました
この看板いいですよね!



こちらも案内板と同じくらいの時期に作られたのでしょうか
市町村章もそれぞれ違っていて面白いですね



吉野川と合流する秋野川に架かる新住橋
柵も低くて歴史もありそうです
この川と共に今回の街歩きは始まります



街のパン屋さん跡
ピントもガラスもボケボケですが、焼きたてのパンの文字を見ると香ばしい香りが漂って来るよう



燃料と包装のお店
何か都合のいい理由があって一緒に取り扱っているんでしょうね、何でなんだろ?



これまたいい雰囲気の小道を発見
のぼってみましょう



五七五はやっぱりしっくりきますね
車どおりの多い309号線を走るには大事な心持かも



木造の家屋には古いバケツがくくりつけられていました
堂垣内・・・?



抜けた窓ガラスから見えた屋内には棚とヘルメット、なんだか廃鉱山の詰所みたいです
ヘルメットにも同じ文字が書かれていました
内垣堂と言うお店があったのかと思ったら、この辺りの地名が“下市町下市堂垣内 ”でした笑



ガラスの看板に書かれた文字は“堤屋”・・・かな?
何屋さんだろう?



木造モルタルのアパート
植え込みと門柱、なんだかすごいな・・・



表札のようなものが貼ってあった形跡があります
“○○荘”みたいな感じで貼ってあったのかなぁ
右側には謎に石のタイルが貼られていますね🤔



入口上部の雰囲気も抜群で、照明は裸電球ひとつ
内と外を同時に照らせます
改めてすごい建物だ・・・



崩壊しつつある牛乳箱
明治はやっぱり色々なところで見かけますね



結納品を取り扱うお店です
おめでたい
今買うとしたら百貨店とかに行くのかなぁ



すぐ近くにはコンクリート造りの大きな建物がありました



看板ははずれ、蛍光灯がびっくり箱の様に飛び出しています
病院の様な佇まいですが・・・



曲がり角にはドリーミーキャッツ
ストリートビューを見ると昔ながらのおもちゃ屋さん、お菓子屋さんと言った感じでした
店内にはプリクラの機械も見えたり、子供たちが放課後に集うお店だったのでしょう
「ドリーミーキャッツ行こ~」的な会話が聞こえてきます



ドリーミーキャッツの向かいには元呉服屋さん
ここ数年で閉店が相次いだ様で寂しい交差点になってしまいました



イカすアポロマークです
今もスタンドなどで見かけますが、何故かなつかしさを感じてしまうマークでもあります

脇へ寄り道をしながらジグザグに進む下市の散策
ちょっと長くなりそうなので続きは後半で!


《2019年11月探訪》


[下市の街並み]
〒638-0041 奈良県吉野郡下市町下市 千石橋