[レトロウォーキング|あなたの街の昭和レトロ]

奇祭・はだか祭りの「西大寺周辺」 Part.2(五福通り編)

2019年4月探訪


[前回の記事]
前回の旧河本町からに南へと下っていきます!


前回、懐かしい雰囲気に涙したこの川を渡ればすぐそこ
映画の撮影などでも使用されている五福通りへと入っていきます


いい路地発見


瓦屋根の元蔵ような建物が並んでます


大きな扉
今は改装されてカフェになっていました


さっそくに戦前のものと思われるお店が見えてきました
商店だったようです
窓枠のデザインからあふれ出す歴史の香り
センターの屋号もいい感じです


こちらは現役の油店
油も売って、カフェもやって、勉強も教えて・・・色んなことされてるお店です
やってたら肉まん食べたかった!
フェイスブックもやってるようです


番一五二号番話電の店油崎宮
上部の雷紋や、見づらいですが左側の“石橋製品販売業者之証”も気になります
表札の赤十字にも気がづいたら一体どこを見ていればいいのやら


町のファミコンショップ、ネッシーです
看板のピンクの怪獣も可愛いですね
UMAを店の名前に使用するなんて少年ゴコロがくすぐられるなぁ


ファミコンショップですがメガドラPCエンジンも取り扱っていたようです
よい子に呼びかける文言もグッときちゃいますね


今ゲームに関する最新情報が君をまっているよ!


なんだか懐かし呼びかけられる感じ、“君”と言うのがポイントです
コロコロコミックを読んでる気分になりました


しかし残念ながら閉店していました・・・
覗きたかったな~


町のゲームショップも看板建築!すごい!


壁には看板建築らしい立派な装飾もあります


今更ながら看板建築とは・・・
「正面だけを銅板やモルタル、タイル、スレートなどの耐火素材で覆い、装飾した町家」との事です


簡単に言えば、通りに面している壁は洋式っぽく、
しかし横側から見ると実は奥が木造建築になっている、そんな感じでしょうか
雑な説明ですいません・・・



こちらのような感じですね、分かりやすい!
佐原も近いうちに行きたいなぁ


現役バリバリのサイクルショップもこの様相


創業は明治35年との事です
強すぎ・・・


インサイド/アウトサイド


素敵な街並みは続いていきます



緑が印象的な東洋牛乳の受取箱
この辺りではポピュラーな銘柄だったようですね
いいですね、緑色


徳田屋さん
少し離れた川沿いにも同じ徳田屋さんがありました
何屋さんだったのでしょうね


先が見えないのもまたドキドキワクワク・・・


元履物問屋の野﨑商店
ガラスは新しいものかもしれませんが、
こんなに連続して右書きのお店を見るのは初めてかも


カフェをやってたりイベントスペースであったり・・・
保存に力を入れている印象でした
本当に映画のセットみたい


元帽子店
木の扉の圧倒的存在感


店頭には喫煙スペースがありました
保存に力を入れすぎず現代感が出すぎてない所がとても好印象


こういうデザイン、溜まんないですね…!



レトロなブラケットが残っていました
昔は店頭を明るく照らしていたのでしょう


上からはみ出ている木造部分がまた面白いですね
この辺りはおしゃれ且つレトロな建物だらけです


交差点のはす向かいには二階の丸窓が気になるお宅
それにしてもトビラ細っ


こちらはまちの電気屋さんです
昭和家電の描かれた看板に目を奪われるぞ!


・・・ステキ!!
真空管ラジオに洗濯機・・・


テレビに電球・・・
チャンネルのガチャガチャが外れたりしませんでした?

伊香保の温泉街でもナショナルショップの看板を見つけましたね
でも描かれている家電が違うんですよ・・・!

こちらの記事に写真がありますのでよかったら覗いてみてね🐯



※2021年には丸窓のお宅から電気屋さんまでごっそり取り壊されていました・・・
昔の姿を残す五福通りですが、新しく“古い雰囲気の建物”を建てるのでしょうか・・・
仕方ありませんが寂しいですね





こちらは電気屋さんの前からのストリートビュー
前回の酒屋さんで写真を見させていただいたのですが、
かつてはここもアーケード商店街になっていて天蓋があり、三角旗が通りに渡されていました


赤と緑のポップな矢印がとってもキュート
引っ張って電気の切り替えを行う様で開閉器というらしいです


お家の下に小川が通っている様ですね
昔は洗い物とかもしていたのでしょう、すごいなぁ・・・


昔録ったVHSを少しずつデータ化しているのですが、
S-VHSテープに録画したものは画質の劣化が少ない!
学生時代にケチって100円ショップで買ったテープの映像はガビガビでした!!



サビサビの看板油惣
油惣が何なのか調べたのですが正体は分かりませんでした…
千葉の佐原に旧油惣商店と言う有形文化財があるのですが流石に関係はないですよね・・・場所も全然違いますし
お店の名前かな?


さてさてこちらが地名にもなっている西大寺の仁王門
入ってみましょう


境内は木もなければ石畳もなく、とてもバリアフリー
西大寺会陽(はだか祭り)の為に足元をフラットに保ってるのかな


裸の男たちがひしめき合いながら奪い合う「宝木」はここから投げ落とされます


むか~~~~しの会陰の写真が飾られてました


がらんとした境内にぽつりぽつりと建物が建っているのは独特な空間


マンホールも裸まつり



・・・と久々にブログを更新しようと裸まつりを検索してみたら、
2022年の開催日はなんと本日2/19でした!
しかしこのご時世、人のひしめき合う宝木の争奪の開催は難しいようで、
内容を変更して会陽を執り行うようです
Youtubeでその模様をライブ配信するようですので、よかったら見てみてはいかがでしょうか?

 

※2023年は2月18日(土)開催の様ですよ!!!
3年ぶりに有観客で行うようです
このままコロナが終息することを願うばかりですね


次回も西大寺最終回、まだまだあるんです






[五福通り]
〒704-8116 岡山県岡山市東区西大寺中3丁目9−27