[レトロウォーキング|あなたの街の昭和レトロ]

道を逸れてみるのもオススメ!「大浦天主堂周辺」

[前回の記事]
グラバー園へと坂を上ったり下りたりした前回
今回は大浦天主堂周辺をウロウロします
グラバー園から坂を少し下ればすぐに大浦天主堂に辿り着くので、
実質、探索範囲は似ています笑



大浦天主堂
立派だなぁ~、でも時間が無いので今回も入らず・・・!
観光地は保存されてるので今すぐ見なくても大丈夫なんです
今すぐ見ないといけないのは、街並みなど変わりやすいもの



札が無ければスルーしてしまうであろう遺構
柱の土台とかだったのかしら



大浦天主堂の脇道へ入ると何とも素敵な雰囲気の坂道がありました
道があったらもれなく坂ですね、過言ではない



「あなたはなにをいのりますか?」
ここは“祈念坂”と言う様ですね
子供会って懐かしいなぁ~、入ってませんでしたけどね



石畳とレンガがいい雰囲気
まさに長崎



壁に埋まった遺構がありました

「長崎居留地は、1850年代半ばから後半にかけて欧米間の条約によって設立され、
第二次世界大戦が勃発するまで、日本の西洋生活の重要な中心地であり続けました。」
wikipediaより


長崎へ遣わされた当時の外国の人々も知らない地で暮らすことになって不安だったでしょうね



S字の鉄が装飾として沢山張り付けられています
どこかに使われていたものをリサイクルしたのかな?



教会と港と坂



しばらく上っていると左側にツタに覆われた塀が見えてきました



草が生い茂って人が住んでいないのは一目瞭然
おや、表札が残っていますね・・・



ロバート・ウォーカー”とあります
調べてみると、グラバー園に“旧ウォーカー住宅”と言うものがあるのですが、
ここから1974年に移築されたみたい
建築年は1890年頃
現在は空き地になっていました




塀のブロックをよく見ると・・・



十字の穴が沢山開いていました
長崎の歴史を感じますね



大浦天主堂へ行った際はぜひこちらも歩いてみてください



坂に住宅がへばりつくように建っているため道も無理やり作ったんだろうな



こちらは南山手レストハウス
前に東山手洋風住宅群でトイレに行き損ねたのでこちらでお借りするとしましょう・・・



色んな文字で書かれています



中は出入り自由で落ち着いた雰囲気
閉館間際だったこともあってか観光客は他にいませんでした



周りを歩いてみましょう



西洋の文化と和の融合も長崎らしいですが、
斜面を埋め尽くす建造物群も長崎ならではの景色
すごい光景だなぁ・・・



びっっっっっっしり!!
道に沿ってうねっているのも面白いです



足元見ていいのか景色見ていいのか・・・



ここにも申し訳程度の公園が
住宅跡地とかだったりするのかな



階段もあっちこっちに入り乱れていました



空き家ですね



覗いてみると植物が入り込んでいて、人がいなくなって久しそう



倒壊までカウントダウンが始まってそうですね・・・



こちらの水路には蓋がしてあり、階段としても利用されていました
暗渠の階段バージョン、坂の町ならではのアイディア



ぐるっと回って大浦天主堂へと戻って来ましたョ



門前にはお土産屋通り


お土産屋さんで小さな鐘のついた置物を買いました
長崎の観光地がずらりと描かれています


裏には説明も
こう言う今に無いセンスのお土産っていいですよね

さて、今宵の宿は稲佐山の中腹にあるホテル
レンタカーをリザーブしてあるので歩いてお店まで向かいます
歩いて3キロ、40分ほどの道のりです・・・今思うとよく歩いて行ったなぁ



港には軍艦島クルーズの船
いつか絶対上陸してやるからな~~!!



稲佐山は長崎の繁華街の港を挟んだ対岸にある、夜景がきれいで有名な山です
函館の函館山、神戸市の摩耶山、そして長崎県長崎市稲佐山と日本三大夜景のひとつでもあります



買い物したりでホテルに着いた頃にはすっかり夜
窓の外に長崎の夜景が見えますね・・・!



夜景の写真上手く取れないけど、うっとり・・・確かにキレイ!
ず~っと窓際に座ってました
窓がワイヤー入りだったのはツッコみどころでしたが、消防法などで入れざるを得なかったのでしょうね


うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
夜景、気を抜くとこうです!

2日目もお疲れ様でした・・・
3日目は朝から車を飛ばして北へと向かいますョ!


《2020年12月探訪》


[大浦天主堂]
〒850-0931 長崎県長崎市南山手町5−3