[レトロウォーキング|あなたの街の昭和レトロ]

廃炭鉱の島を歩きませんか?「池島」~社宅群編~

[前回の記事]
前回の商店街跡から、池島と言ったらのココ!の社宅群へと今回は入って行きます



アプローチ方法はいろいろあるのですが、新店街通りからそのまま坂を上って行きましょう
木の陰にはコンクリート造の建物が見えますね



ガラスが所々抜けパズルゲームの様
ここは住宅と言うより、また別の施設な雰囲気



階段はお馴染みの羽根つき餃子状態・・・
子犬がのっても抜けそうです



両サイドには何十と言う社宅が並び始めました
社宅エリアです



ほんの一部ですが、これ全部廃墟です・・・すごい
全盛期の人口7700人と言うのもこりゃ頷ける



曇天の社宅群



壁には色とりどりの植物が蔓延っていました



あらあらネコチャン



コンクリートカラーの社宅を綺麗に彩っています



廃墟の中にぽつんと一人



社宅間の歩道は冬でも草が生い茂り、通行が困難な状態です



蔦が暖を求めて室内に入り込もうとしています



辛うじて通れそうな道がありました
くっつき虫が無かったのが唯一の救いです・・・



ガラスが抜けてしまった窓からは少しだけ部屋の中の様子を伺う事が出来ます
雨が降ってるなぁ・・・



強風でとんでもなく寒かったのですが、この色が見られるのはこの時期ならではですね
平戸に行く際にコンビニで手袋買ってよかった・・・
そしてレンズに雨



1995年のスポニチが落ちていました
25年前のものなのに色が落ちないのって凄いですよね



街中に一棟だけでもあったらとんでもない存在感であろうに、ここには数十棟と残っています



雨戸も枠だけになり、宅内に雨風が入り込んでいます



ベランダもあります
木製部分は顕著にガタが来ていますね



このパイプで水を運んでいます
むき出し状態なので一か所壊れたら大変そう・・・



東西にずらりとならぶ社宅たち



こちらは2階建てで住宅ではなさそう
集会場か何かだったのでしょうか?



社宅の各入口は鍵のついた扉で封鎖されています
ツアーでは社宅内も見せてもらえるみたいですよ!
次回訪れる際は参加するつもりです



ニョキニョキと生えてきたような手すりの残骸



入口脇には4×4の穴が開いていました
ダストシュートの換気口とかかしら?



ベランダには物置が付いていました



残留物があると言う事はまた戻ってくる予定だったのかな



カラフルな社宅もあれば緑一色に侵されたものもありました



蔦がディフェンダーになり雨戸は無事のご様子


一体何棟建ってるんだろ・・・
ひとつひとつじっくり見たいですがそんなことしたら春になってしまいます



カワイイ小窓!カワイイ!



蔦はなかなかエグい状態ですが、こちらも雨戸は無事の様です



昭和の冷蔵庫がすっ転んでいました



大通りに出ると廃墟に似つかわしくないものが・・・



真新しい階段が設置されていました、屋上から遠くの様子を見るのかな?
屋根の部分も階段を設置するにあたり切り開いた様ですね



何でこの棟だけでローマ数字の“Ⅲ”なんだろ?
と思ったらまさかの“111”でした
どんだけ~~~!!



ずら~~~り!!!!
社宅も4階建てや5階建て、2階建てと、様々なものが立ち並びます
最高はなんと8階建て!それはまた後日ご紹介します

何で階数が違うのでしょう・・・建築された時期の人口によって調整してたのかしら?



中がちょっとだけ見えました
ガラスにステッカーが貼ってありますね
アルミサッシがなんだか新鮮


もう数字でもなくアルファベットの組み合わせに
よく見ると小さいタイルで文字が形成されています



軽自動車が草木に埋もれていました



エリアの端には2階建ての社宅が並んでいます
生活感があるお宅もあったのでこの辺りにも人が住んでいるのかもしれませんね



近寄ってみた所、比較的新しめの設備が備え付けられていました



5階からは海が臨めたのでしょうね


時間が無いから先を急ぐニャー!!!

少々長くなってしまいましたので続きはまた次回に・・・


《2020年12月探訪》


[第3棟炭鉱社宅]
〒857-0071 長崎県長崎市池島町