[前回の記事]
講堂(体育館)と校庭を散策した前回、今回からは校舎の上階へと向かいます
こちらが2階の平面図
道路側には特別教室、校庭側に教室と言った配置
受付前の南階段から上っていきましょう
右に階段があります
玄関の流れから二段目までは石造りになっていますね
階段も天井も壁も写したい!だって見所満載なんですもの!
壁の微妙なデコボコ具合も良いですね
壁には何かの跡
かつては手すりがあったのかもしれませんね
小さい丸の下にある、大きめの円は何の跡なのでしょう・・・
手形もペタペタ・・・
踊り場のくるっとしてる手すりイイなぁ~
木造なので一段上がる旅ドスドスと足音が響きます
こちらにも何かの形跡が・・・下半分を割った様に見えますね
低学年の生徒用の手すりだったのかな?
南西の角にある大きな教室へとやってきました
窓が大きいため初夏の日差しが差し込み、爽やかな印象
どうやら理科室から集会室へとリノベーションされたようですね
多目的ルーム的な利用方法だったのかな?
廊下と教室を繋ぐ窓もあの頃のまま・・・
昭和のフレームに令和5年の風景が収まっていました
エアコンかな・・・?機能は冷房と送風だけの様ですね
扇風機の様な大まかな設定しか出来なそうですが、この時代に教室に冷房があるとはさすが東京
ピクミンみたいなフックがずら~~~~~~~~~~り
この間隔だと何か細いものを掛けてた様ですね🤔
なわとびと言う事にしておきましょう
2-1の教室から校庭を眺めてみました
閉校から30年、割れた庇からは若い木が細い幹を伸ばしています
もうすぐ取り壊されてしまう事も知らずに・・・
2階の廊下です
白、茶、こげ茶、3色の空間が印象的ですね
とある教室にはランドセルを収納するロッカーが残されていました
こちらのお部屋も簡易的な壁(右側)で仕切られていました
2階の中央階段
授業の合間には生徒たちが手すりにもたれて雑談に花を咲かせていたのでしょう
中央階段からは3階へは上れませんでした
こちらは特に記載のなかった大きな教室
隅っこに掃除用具入れがあったので中を覗いてみることに
木製ですね
イタリアン製のフックが残されていましたとさ😉
下谷小学校の見所は我々の真上にもありました
白く塗られた天井に、白く塗られた配管と配線
白一色で統一されている中に隠し切れないゴチャつき具合
う~ん、ステキ!!!
現役時代も蔦は張っていたのかな?
日除けや目隠しに一役買っています
校内には来場者のメッセージが記された黒板が各所にあります
何か書きたいと思っても、何を書いたらいいのか分からないのでいつも眺めるだけ笑
こちらにも後に設置されたであろう壁がありました
謎の小穴が空いていますね
ノブまで茶色で塗らなくても!
さてさて、2階の東側へ来ましたよっと
と、その前に機械室にでも繋がりそうな鉄製の扉が・・・
校舎の北側は区の施設と繋がっているようですね
外から見るとプレハブ小屋の様な建物でした
張り紙が30年以上前の物とは思えないほど綺麗ですが、「生徒」の文字があるのは何でだろう・・・?
簡易的な壁もあったし、試験会場とかで使われてたのかな?
鉄扉を左手に進んでみると、これまでとは一味違った扉がありました
上部の半円のガラス窓が凝っていますね、何の教室でしょうか?
「歌唱室」でした、「音楽室」ですね
昭和の時代は楽器演奏はせず、歌を主に学んでいたのかな
歌唱室内部
天井は縦横9つに区切られ、それぞれがドームの様な形をしています
扉と言い、天井と言い、この部屋だけ妙にオシャレに気を使っています
こちらも天井を縦横無尽にパイプが走っていますね
上の教室が家庭科室なので、その関係かもしれません
梁とパイプと蛍光灯
音楽室にしては黒板はプチサイズですね
懐かしの防音の穴だらけの壁も見られました
指をギューッと押し付けて指の腹に跡を付けて遊んでたなぁ~
歌唱室から覗いた裏のお宅
こちらにも昭和の空間が残っていました
平日には子供たちの賑やかな声がイヤという程聞こえていた事でしょう笑
2・3階はまとめて紹介する予定だったのですが、
いつものことながら長くなってしまったので3階はまた次回に・・・!
《2023年7月探訪》
[旧下谷小学校校舎]
〒110-0015 東京都台東区東上野4丁目7−9