[レトロウォーキング|あなたの街の昭和レトロ]

廃炭鉱の島を歩きませんか?「池島」~公園編~

[前回の記事]

雨が降る中、社宅エリアを散策してきた前回、
同エリアに公園があったのでちょっと寄ってみた、今回はそんなおはなし



社宅エリアの端には研修センターがありました



昭和の建築物ばかり見てきたからか、とても新しい建物のような気がてしまいます



ツートンカラーのあの車は池島の巡回バス
1回100円で、手を挙げればバス停以外でも停まってくれるようです
港から一番奥までそこそこ距離があるので、次回来た際は利用してみようかな



のんびりサビネコチャン



ふらふらと歩いていると開けた場所へと出ました
草木が生い茂り分かりづらいのですが、遊具が点在しています
どうやらここは公園の様ですね



おお・・・
敷地内中央では木が大胆に横たわっていました



左手にはブランコが3機と、さらに右側には回転塔であったであろう柱とチェーンが残されています
足元には松が成長し始めていて園内では公園らしく走り回ることは出来ません



ブランコまわりにも松が生え始めています
社宅と同じくらいの時期に使われなくなったのでしょうね、相当時間が経ってそう



いたずらされた訳ではなく間違って座らない様に巻かれたのでしょう
何だか心苦しい光景



公園らしく東屋もありました、こちらはまだまだしっかりとしています
お弁当を持参して親子で食べてたのかもしれません



ごみ箱も設置されていました



東屋の脇には謎の乗り物系遊具・・・
馬か何かかな?



両脇の4箇所は赤く塗られ、さらに中心部も骨の様に白く塗られている為、
足を切断されたような印象を受けます
何でこんなデザインなのか・・・これも昭和のセンスと言ったところでしょうか
口元や首の後ろに金具がついているので手綱の様にロープが付いていたのかもしれませんね



あちらにもブランコがありました、ブランコが多いですね笑
松がサボテンの様に見えて来たゾ



先ほどのブランコの様に枠に鎖は巻かれていませんでしたが、
座る箇所は朽ちて鎖だけになっていました



ぽとん



サビがすごいです、かつては青色に塗られていたのでしょう
座る箇所が既にないのであればそのままでも問題ありませんね
鎖だけが垂れさがるブランコもなかなか珍しいですね



ひとつだけ辛うじて残っていました
板が外れてしまうのも時間の問題でしょう



壁沿いには公園らしい大型のゴミ箱が転がっていました



何ともインパクトの強い公園・・・
すべり台や鉄棒なんかもありそうでしたが見当たりませんでした
このまま松に侵食されて行くのでしょうね


側溝にネコチャン!寒いニャー!!!!


《2020年12月探訪》


[第3棟炭鉱社宅]
〒857-0071 長崎県長崎市池島町