[レトロウォーキング|あなたの街の昭和レトロ]

廃炭鉱の島を歩きませんか?「池島」~新店街通り編~

[前回の記事]

池島に無事上陸した前回、港から社宅群前へと移動してきました
今回は社宅群前にある施設周辺を散策して行きます



ここは社宅群入口の交差点
写真外の右側には市の施設や郵便局、お店跡などが並び、
左側には鉱山施設が広がっています



ふと見た社宅3階部分には鏡を失くしたフレームが残されていました



一体どれくらい時間が流れるとここまで崩れるのでしょう
錆びた窓の残骸が枠に積もっています
潮風もあり風化が早そうですね



こちらは掲示
掲示物どころか貼るスペースもありません



左を向くと炭鉱施設が広がります
渡り廊下の様になっているのはベルトコンベア
港から見えた施設のあたりから数100メートルにわたり続いています



不思議な形の建物は第一竪坑櫓
あの下は炭鉱へと続いています
坑道は池島から1km離れたお隣の蟇島と海底で繋がっているようですよ



トイレが近い僕にはありがたいトイレマップ、使えるトイレは6か所です
ここから最寄りのトイレは④で徒歩3分ですが、
明らかに遠い⑥が徒歩1分となっているのは恐らく間違いでしょう・・・!



ここは新店街通り”と言う様ですね
新と言う事は別の場所に旧があるのかな?



手前は地域センター、奥には郵便局



通りには元商店らしき建物が並んでいます
裏には小道も続いていますが、灰色の独特な建物が見えますね



近づいてみると長屋の様な遊技場でした


手前にはレストランへの入口があります
中のカーテンはボロボロですね



“IKESHIMA FAMILY BOWL”
遊技場と言ったらボウリングと言うのも昭和の感覚、かつては賑わったのでしょうね
池島最盛期の人口が7700人と言うのを見ると、ちょっと規模は小さめかも・・・



入口は壁が剥がれてなかなかの崩壊具合・・・
謎の洗濯機も置かれています


ピンが身を寄せ合っていました



その隣にはスナックへの入口も
一番広いスペースを有するであろうボウリング場が中央にあり、
中がどういった構造なのかが気になる所です



こちらは商店街・・・であったであろう通りですがシャッター街になっています
なかなかお店の痕跡が見当たりませんね



何屋さんがあったんだろ?



かつては手前にカラフルなテントの庇が張ってあったのでしょうね
今は柱と骨組みを残すばかり



パナソニックの文字を発見!
こちらは電気屋さんだった様ですね



商店街の裏側へ戻ってきました
建物のあちこちが剥がれ、通りに散らばっています



おお・・・なかなか激しいですね



錆びたポストに“理容院”の文字を見つけることができました



おもちゃ屋さんや呉服店金物屋さんや乾物店なんてのもあったのかもしれませんね

 

次回は社宅群を散策します!


《2020年12月探訪》


[池島簡易郵便局]
〒857-0071 長崎県長崎市池島町911−6