[レトロウォーキング|あなたの街の昭和レトロ]

街道交わる昭和の街並み「橋本駅周辺」Part.1

今回からは和歌山県橋本駅から奈良県へ渡った際の旅のレポートです
最後までお付き合いいただけたら幸いです!

旅のスタートは都内から
夜行バスに揺られ、大阪へと向かいます



途中寄ったサービスエリアのトイレで見かけた注意喚起のステッカー
忘れすぎお姉さんと、「忘れ物だよー」と言い変な想像をさせるトイレ
ちゃんと流しましたか?



外が明るくなってきました
隣に人がいると気を使ってしまうのでいつも2席予約しています



凝った体を労わりながら何とかなんば駅に到着
ここから更に南海電鉄に乗り、和歌山県の橋本へと向かいます
夜行バス・・・キツいな・・・


まだ少し時間があるのでちょっと歩いてみることにしました
アーケード商店街があるんだな~いつか歩いてみたいね



「なんばえびすばしすじ商店街」
連続で10回言えたら偉いです、僕は5回も言えませんでした



レトロゲームでお馴染みのスーパーポテトもあるのか!



都会にあるくたびれたロッカーってなんかちょっと不安になりますよね



電話ボックスが並ぶ光景も久々に見たな~
でも誰も使ってないですね


知らない駅の知らない電車
この孤独感、旅してる感じがしてとてもいい・・・



1時間ほど電車に揺られて橋本駅へ到着です



本数は1時間に1本ほどのダイヤ
乗り損ねれば旅程が大崩壊するので気を付けましょう



駅前ロータリーは地方の駅前と言った落ち着いた雰囲気



高野山も近く、駅前には観光案内所もあります
こちらも何だか古めかしい佇まいですね
橋本は柿が名産なのか~



駅前お馴染みの周辺マップ
橋本駅からは更に高野山の山頂付近まで電車が通っています

この辺りは高野山へと至る高野街道と、
和歌山城下の京橋北詰から三重県の伊勢を結ぶ伊勢(大和)街道が交わる交通の要衝でもありました

かつて栄えた街並みを感じながら橋本駅周辺を散策してみましょう



駅前の通りには古いお店が点在しています



入口が2つ、銭湯跡がありました
閉業して久しそうですが、いつ頃までやってたんだろう?



入口の上には錦湯の表札?が遺っていました
閉業してるのは残念ですが、取り壊されないで残っているのは嬉しいですね



駅近くと言う事もあってか外壁にはびっしりと子供たちの落書きが・・・



瓦にも「錦」の文字が刻まれていますね



正面の商店の軒先には廃自販機が2台も残されていました
こちらはまた別の記事で詳しくご紹介します笑



現役の自販機の間にはたばこのカウンターがひょっこり



右に銭湯跡、左に廃自販機、昭和が対面する路地ですね
右側の駐車場にも以前は民家があり、木造の電信柱も立っていました



猫たちも朝の陽ざしにのんびり



更に道を進むとレンガ造りの立派な建物が残っていました、倉庫だったのかな?
よく見ると不自然に壁が崩れていますね・・・



恐らく前の道路を造る際に少しはみ出るカドを削ったのでしょう
レンガの壁の断面が遺跡の様です
2階の窓が抜けちゃってますね




上から見ても分かりやすくバッサリと行ってます



昭和のペットショップ
取り扱ってた犬種も今と違ったのでしょうね



お持ち帰り出来る占い・・・ではなく元定食屋さん



駐車場の脇にポツンと古い防災倉庫がありました
何かの施設を転用したようですがかなり狭そう



正面にはレリーフが残されていました
桜の花や葉っぱが見られますね、中央のY字の物は地図で消防署を表す“さすまた”にも見えなくはないけど・・・



とあるお宅の軒下にあった木製の牛乳受け
牛乳受けは地域によって種類も様々、見つけると嬉しくなるアイテムのひとつでもあります



この通りも細く曲がりくねり、まさに昔ながらの通り
美容院や酒屋さん、商店も旧家の間で所々に点在しています



ススキが伸び放題ですが家にはダメージが見られないので数年前までは使われてた様子雑草は1年で伸び放題ですもんね



こちらのお宅の前には古めかしい自転車が残されていました



処分されずに残っているのがすごいなぁ
自転車とバッチリ目が合いました



昭和の時代は踏切のない線路の横断も当たり前の様に行われていました
轍には板も張られ行き来がしやすいようにしてありますが、渡っちゃダメダメ



知らない街の知らない路地
細い方へ細い方へと勝手に足が向きます



こちらのお宅の塀はあまり見たことない質感でした
結構デコボコしてますね



表面はボロボロと剥がれ内部の構造が見えてしまってました
崩れ具合を見ると更に2、3重に壁が塗られていたのかもしれませんね



駅前の観光案内所では絶対に紹介されない小道



こちらは店頭に緑が並ぶ美容室、ヤスコ



オリジナルであろう時計付き看板が付いていました



車一台がようやく通れる細い道
地元の人はすれ違い出来るポイントもしっかり把握しているのでしょうね



家の壁に相合傘の嵐
容赦ない量の落書きに家主も頭を抱えたことでしょう・・・



草ボーボーの敷地に佇む双子の門柱



表面の皮が剥がれ落ち始めてます
明治牛乳は各所で見られますね



くるパー看板はいつどこで見てもサイケデリック



何やら蔦だらけの建物が見えてきました・・・
続きはまた次回!


《2019年11月探訪》


[橋本駅]
〒648-0065 和歌山県橋本市古佐田1丁目4−51