[レトロウォーキング|あなたの街の昭和レトロ]

廃炭鉱の島を歩きませんか?「池島」~港周辺編~

先日まで旅行へ出かけていたためブログ更新の頻度が落ちてしまいました、すいません
長崎へと行ってきたのですがトラブルに次ぐトラブルで予定はめちゃくちゃに・・・
その話はまたいつか


[前回の記事]
長崎の北部、平戸を散策した前回、佐世保へと戻り夜を明かしました
3日目は“第二の軍艦島”とも呼ばれている池島へと渡ります!
その名前どうなのかしらとは思いますが・・・


長くなりそうなので数回に分けてお送りします



朝日が昇る佐世保の街並み

実はこの日も天気が崩れる予報で、軍艦島の事もあったので数日前からフェリー会社へ運行情報の問い合わせをしていました
この日の朝の問い合わせでは「動きます」との事
ですが最終便を繰り上げるかもしれないとの事でもあり、とりあえず池島行きのフェリーが出ている港へと向かう事にしました

朝から雹が降っていて、なんともはや



瀬戸港に到着です
池島行きの船は佐世保港を含め3つの港から出ているのですが、
宿を取った佐世保からは1日1本しか出ていないため西海市の瀬戸港を利用することにしました



立派な船です
車でも乗船できますよ



風が強かったため、デッキにいると潮がかかります



お客さんは僕と地元の人であろうお二人のみ・・・
軽トラと共に乗船されてました



ワクワクするなぁ!
相変わらずの曇天であり、そして寒いですが・・・



近づいてきました、あれが目的地の池島です



船からも様々な遺構を見ることができます
ベルトコンベアかな?



池島へと上陸!やはり最終便を繰り上げるとの事だったので先を急ぎましょう



港ビューからこの景色
迫力あるなぁ・・・



島内ツアーや宿泊施設、飲食店もありますが、軍艦島のように完全に観光地化ナイズされている訳ではなく、物好きが足を運ぶと言った感じ



高床式になっているこちらはチケット売り場



最終便が繰り上げられたので14:17の便に乗らなくては・・・
字が綺麗!



木の電柱が建っていました
真ん中あたりからも電線が出ていますね



池島港の前にも団地が立ち並んでいます
この辺りは住まれてる方がいるエリアです



雲がどっさり・・・
雲と海の間に島がポツリぽつりと浮かんでいるのが何とも幻想的



写真に立ち並んでいるのは池島炭坑跡です
時間が無くて散策できなかったので今回は遠目に楽しむだけ



使用しなくなったブイに顔が彫られ命を吹き込まれてます
くまモンドラえもん、キティちゃんやトラちゃんもいますね🐯



団地の前を経て池島の中心部へと入って行きます



あらあらカワイイネコチャン



あらあらカワイイヤギチャン



ガソリンスタンド跡でしょうか
現在はガソリンは本島で入れてくるのかな?



給油機の残骸が横たわっていました
中こうなってたのか~どうなってるのかよく分かんないけど



道を歩いていると立派な構造物が見えてきました



ゴチャゴチャしてて、とりあえずすごいと言う事だけは分かります!
圧巻!!



調べてみた所、まさかの火力発電所でした
使われなくなって相当経っているのでしょう、サビと崩壊がすさまじいです
いつか危険と判断されたら取り壊されちゃうんだろうなぁ



今はもう登れない階段
ダクトやら手すりやら一体どこを見ていいのやら
必要な設備がぎゅっとまとまっています



お隣へと繋がっていたようですね
しかし今はご覧の有様



ツートンカラーの煙突が空に擬態しようとしてます



踊り場がぽよよん!と跳ね上がってました



以前は中央部の穴から通路が伸びていたようですが・・・



現在は手すりがぶら下がるのみです



パイプも尋常ないくらいデカい!!



火力発電所から出た何かを送り出していたのでしょうか?
途中で外れてしまっています



反対側はダクトが残っていました
ゾウみたいですね



スカスカの鉄板が羽根つき餃子の羽みたい



しばらく見ていたら愛着がわいてきました



更に社宅群の方へと向かっていく途中で崩壊した小屋を発見



覗いてみると中にはコカコーラの廃自販機が!



サンプルはありませんでしたが、スリムタイプの缶っぽそうですね
1本100円です



500円玉は使えませんでした



蔦に覆われていますが、こちらは瀬戸港近くの看板です



無数に穴の空いた木製の電柱
ちょっとゾワゾワしちゃう



青空が曇り空に浸食されそうです



坂の上からふと見下ろすと集落が見えてきました
あちらにも人が住んでいる様子です



しかしよく見ると草が生い茂り、生活感が無さそうな住宅も結構見られますね・・・



こちらは屋根が崩れて半壊状態



あちらは全壊状態
下に落ちた瓦礫もそのままの状態です



時間が無く、あちらのエリアも歩けませんでした・・・残念!



三角錐型のモニュメント



炭坑関連の会社の様ですね
脇には入口にロープを張られた道が続いていました



更に坂を上るととうとう社宅群が見えてきました



社宅群の入口です

続きはまた次回に!


《2020年12月探訪》


[池島港]
〒857-0071 長崎県長崎市池島町