[レトロウォーキング|あなたの街の昭和レトロ]

社員旅行のメッカ「熱海温泉」~宮坂周辺編~

[前回の記事]
前回まで熱海駅周辺をぶらついていましたが、今回はお隣の来宮駅へとふらふらしてみます
熱海の街中は結構迷路のようになっているので記事の区切りが難しい所



変わった形の電話ボックスがありました
どうやら熱海は市外通話発祥の地らしいです
案内板によると、明治時代に政治家が熱海に休暇へと来た際、東京とやりとりが必要不可欠であったため電話回線が敷かれたみたいです
都内から遠すぎず、かと言って近すぎない、ちょうどいい距離なんですね


「記念通話にご利用下さい」とあるので、
左手に受話器、右手にスマホで1人通話してみました、虚しかったです
あと“記念通話”ってなに?笑



すぐ隣には熱海七湯の一つである大湯跡があります



かつては世界の三大間欠泉の一つとして呼ばれていたようですよ、すごいな
関東大震災の影響で湯量が減ってしまい、現在は人工的に噴出する間欠泉として再整備されています

少し坂を上った所に「日航亭 大湯」があります、日帰り入浴1100円、少々お高めかな?
外観もなかなか渋良いのに写真撮って無い・・・!2018年の自分叱ってやりたいです



そんな大湯の前には温泉らしく湯前神社
なんかこの辺り歴史がギュッとしてますね



小さく「熱湯注意!」の文字
岩には温泉成分がしっかりとついてますね



境内から見えるセーターの柄のような建物は伊東園ホテルズのニューフジヤホテルです
もちろん、昭和感満載のホテルになってます笑
今回は同系列の別の所に泊まりました



更に上るといいイキフンの路地があったので迷わず路地ります



錆びたバリケードと網の貼られた法面の間を行きます
どこに続いてるのか分からないのが路地、ワクワクしますね



階段が現れました
どっちに行こう・・・


錆び切った扉がいいですね
この辺の景色は何十年って変わってないんだろうな~



眺めのいい車道へと出ました



足元にはミニ階段



道路が拡張される前はどのような用途だったのでしょうね
一応まだ上れるので半トマソンと言った感じかな?



先ほどの車道は来宮駅へと続いていたのですが、呼ばれるように脇の坂へ



傾斜がなかなかキツい・・・
土台の部分で1階分くらいの高さはありそうです



“宮坂”と言うみたいですね



坂の中腹にはインパクトが強い元美容室がありました



まさに昭和のデザインの扉!
ノブ回したいなぁ!ガリガリ言うんだろうなぁ!



アロエベラも元気です
みなさんのおばあちゃん家にもあったことでしょう



あちらのお宅も歴史がありそうですね



東芝の旧ロゴもこの坂で見られます



この坂にはなかなか古い建物が並んでいました


その裏には川



スクーターでもないとこの坂の行き来は大変そうです



宮坂を過ぎ、道を渡ったところにたばこ屋さんがありました



お、ビルドインタイプの自販機もありますね



お値段は300円くらいなので最近まで動いていたようです



さて、久々に熱海らしい景色へと戻って来ました



こちらは糸川旧特飲街という飲み屋街
ですが、写真を全然撮っておらず後悔中・・・また行こう!



薬局から薬品へと名前を変えたお店の軒先には、
佐藤製薬のサトちゃんとエスエス製薬のピョンちゃん



ニコニコしてますがバチバチなんでしょう
距離感がそう語っています



すぐ近くに熱海銀座商店街が
駅からは離れていますが海からも近いので坂も落ち着き気味
お土産屋さんが立ち並んでいるので観光客もたくさん足を運んでいます



そこから路地をひとつ入れば昭和の忘れ物がチラホラ
こちらはロマンス座と言う熱海最後の映画館の跡です
2002年閉館


お隣には有名喫茶店“ボンネット”
軽食でもいただこうかと思ったらちょうど閉店時間が過ぎた所でした・・・残念


商店街沿いにも有名な喫茶店があるので、次回はそちらで少々休憩をします!


《2018年10月探訪》


[宮坂周辺]
〒413-0018 静岡県熱海市上宿町18−18