昭和の時代では社員旅行のメッカであった静岡県東部の温泉街、――熱海。
社員旅行は熱海だった、そんな50代60代の方は多いのではないのでしょうか？
時代は変わりバブルもはじけ、社員旅行も無くなり、不況の時代へ
90年代後半から2000年代には、そこかしこに廃墟がひしめく、時代に置いて行かれた温泉街へと変わり果てていました
しかし、駅の改修や廃業した宿の取り壊し、もともと東京からもアクセスしやすい事もあり、廃れた温泉街のイメージを一気に払拭することに成功
すっかり人気温泉街の一員へと返り咲くことが出来ました
今回からはそんな熱海からお届けします！
それにしてもホント、あんなに廃墟だらけだったのによく持ちなおしたなぁ･･･すごいぞ熱海！
今回の旅もご多分に漏れず伊東園ホテルズの無料直通バスにお世話になります！
都内からも直通バスは出ていたのですが、時間の関係で神奈川の橋本へと出てピックアップしてもらいました
(先日、伊東園ホテルズ系列への直通バスは再開しましたが、
2023年4月現在、無料ではありません)
バスには箱根へのお客さんも同乗しているため、
小田原の鈴廣かまぼこ博物館で箱根方面のお客さんはバスの乗り換えです
休憩兼、お土産コーナー
小田原の観光してないからかまぼこ買うのは早いかな！？そんな感じです笑
いい所にいい施設作ったな～と言った印象、高速のICもすぐそこ
熱海にも箱根にも行ける分岐点でなかなかアツイ
すぐお隣は“鈴廣かまぼこの里”、館内には様々な施設があります
かまぼこに関しての展示、かまぼこ・ちくわ手づくり体験･･･
かまぼこ職人の腕さを見ることも出来ます
ガラス張りで見られて仕事するの大変だろうな･･･
慣れかな？
芸術ですね･･･
さてさて、海沿いを更に南下して熱海方面へと向かいます
こちらは途中の湯河原温泉の入口
おもしろいモニュメントが建っていますが今は２枚取り壊され１枚になっています
何で取り壊したのかしら
熱海駅へと到着！
立派な駅舎になっちゃって！もう！！
賑わってるなぁ～
新幹線も停まるし、新宿からもロマンスカーで小田原まで向かい、東海道線に乗り換えればすぐですもんね
駅前からとても興味深い建物が建っていますね、３連！３連！
商業ビルのこちらも後日ご紹介しますネ
同じ並びにあるおもしろい形のビル
レトロな喫茶店が入っていました
一番上の申し訳程度の「ｱｶｵ」の文字も好き
最上階の窓には電灯のようなものが見えますが、ここも喫茶店だったのかな？
熱海には有名なレストランや喫茶店が数店あります
こちらはその中のひとつ“レストラン フルヤ”、駅の真正面に鎮座します
こちらでお昼ご飯を頂いたのですが、こちらはまた後日に･･･
熱海の街を歩き回ってみましょう！
駅前には平和通り名店街と仲見世通りと言う商店街があります
観光地化されていますが、よく見ると昭和の面影を残していたりするので面白いですね
商店街の脇道は歩行者専用道
堂々として絶対に車両を入れさせない意気込みがひしひしと伝わってくる
大通りへと出ると昭和の忘れ物が･･･
こちらはスターレーンと言うボウリング場でした
現役の時に入っておきたかったなぁ･･･
壁にはボウリング場の名残
今は取り壊されて駐車場になっています
熱海は駅が高い場所にある為、高低差が激しいです
熱海の端に秘宝館があるのですが、歩きで行くとなかなかキツイ･･･
故に素敵な階段が多いのです
見上げると思わぬところにベランダ
階段の下には“保養所 上野きくや”の看板つきアーチ
以前は違う文字が書いてあったのか、“客室バス”などの文字が見られますね
階段の途中に廃業した旅館が建っているので、それがきくやかな？
V字階段
メイン通りから一本入るとこのような景色も広がっています
温泉が近いなんて羨ましい
遠近法のような台形階段
かつて、ホテル・ニュー大和(ダイワ)と言うホテルが建っていた空地へと出ました
1990年代半ばに閉館し、2002年春に解体されています
かなり前から使われてない土地の様ですね
新しくホテルを建てないと言う事は、現在の熱海の客室総数と旅行者の数のつり合いが取れていると言ったところなのでしょうか
脇の階段を下りてみます
熱海の海岸沿いにはこのようなホテルが取り壊され、基礎だけになっている箇所が点在しています
そう考えると昭和の時代ほどは観光客は来ていないのかもしれませんね
熱海名物の「西に向かうにはいったん海沿いの道に出される交差点」です
勝手に名物扱いしてます
慣れてないとちょっと、え！？ってなるところですね笑
我が母親の話によると正面のビルには昭和の時代、ディスコが入っていたようですよ！
ちょっと駅から離れてしまったので続きはまた次回･･･
今回もなかなかのシリーズものになりそうですので、お付き合いのご覚悟よろしくお願いします笑
