[レトロウォーキング|あなたの街の昭和レトロ]

カラフル・クジャクの商店街「天神橋西商店街」

[前回の記事]

前回、高田駅付近にあるさざんかストリートを歩きましたが、
途切れた西側には更に商店街がありました、しかも昭和の風が漂う漂う1



さざんかストリート脇の小道から西を眺めて
向こうに若干暗めの商店街が見えますね
駐車場にも以前はお店があった様で“井筒屋”と看板が残されていました



横断歩道で信号待ち
通りの向こう側には“天神橋西商店街”が伸びています
ここの交差点“天神橋”から西にあるから天神橋西商店街
天神橋筋商店街(さざんかストリート)の様に愛称的なものは無いようですね



入口脇には昭和のバーバー
エアコンの室外機が古くてデカくて立派・・・



横断歩道には古地図がありましたが、かなり剥がれてます
中央辺りの水色の楕円がさざんかホールにあった池かな



西商店街は狭く暗く、まさに昭和の商店街となっています
ほんと、よく残っててくれてますよ・・・



この商店街の特徴でもあるこの看板たち
看板自体の形に六枚羽のクジャクがデザインされ、なかなかの独特具合
パレットに出した絵具のような色どりで、いつまでも残ってて欲しい逸品ですね
そしてこちらの商店街にも“井筒屋”はあったようです



商店街入ったすぐの所には食堂があり良い匂いが漂っていました
“万盛庵分店”なのでどこかに本店があるのかもしれません



ショウケースの中には食品サンプルと、何故かそれ以上にフィギュアやぬいぐるみがディスプレイされていました笑
眺めていると男性が出てきて「弟のお店だから食べてってよ」と声を掛けられ、颯爽とバイクで去って行きました
と言う事でお昼ご飯もまだだったのでこちらで腹ごしらえをすることに



中はいたって普通の昭和の食堂・・・ではなくちらっと見える敷き詰められたぬいぐるみたち
天井付近からはフィギュアたちが見守ってくれています



親子丼をを注文しました
トロトロでおいしかったです!ごちそうさまでした
店内にはネコちゃんも2匹いましたョ

専用の注文サイトもあり、覗いてみるとガラケーに合わせたシンプルなつくり
「iモードでもご利用いただけます」の文言に懐かしい気持ちが溢れ出ます



流行帽子って・・・言葉選び良すぎ侍
“ニシムラ”のフォントもまるで貼り絵のようで、何をどうしたらそれになるのか・・・
個人経営のお店ってホント楽しいです



荒波と太陽の旧アサヒビールのロゴが堂々と残るお食事処
道が細いので正面からだと写真に納まりきりません



商店街を赤い道が横切ります
並ぶL字の看板がいいなぁ



看板には灯りのともっているものと消えてしまっているものがあります
もう電球の交換はされていないのかもしれませんね



2つ並ぶと更にカワイイ
それにしても近い!!



下から見ると設置されてからの時間経過がうかがえます



こんな所にサーフショップ
エスタン仕様です



文房具屋さんもあったんだなぁ
おもしろ消しごむ売っててんだろうなぁ



やっぱり町のおもちゃ屋さんってどこにでもあったんですね
看板だけ残っていました



こちらはエンプティー



反対側へと出てきました
入口によって看板が違うのも商店街の面白いところ



同じ道を戻ります
同じ通りも反対側から辿ると違う発見があって楽しいんですよね
違う道を通るか、来た道を逆から見るか、いつも迷います



さざんかストリートと比べると静かな商店街ですが現役のお店ももちろんあります
こちらは昆布専門店、なかなかニッチですね・・・!
でも専門店って見たことないものがたくさんあっておもしろい



立派な呉服店もありました



袖看板にカーブミラーに大型車に引っ掛けられたのであろうボコボコの標識
大満足セットです


こちらは灯りがチカチカしてました



天神橋の交差点へと出てきました
右側手前は駐車場になってましたが、八百屋さんの看板が残ってますね
「八百屋さん」、もしかしたら知らない世代がそろそろ出てきそうだな、な~んてふと思ってしまいました


《2019年11月探訪》


[天神橋西商店街]
〒635-0087 奈良県大和高田市内本町7