[前回の記事]
前回は五條の保存地区を散策しましたが、
今回からは五条駅の南側に広がる街並みをご紹介します
吉野川沿いからスタート！
振り向けば道の色が緑色になっていました
“奨励会商店街”の始まりです
近づいてみると少し先から更に道が細くなっていますね
入口からいい雰囲気が漂っています･･･
電七＝電話番号が七番、と言う事でしょうか？
渋～い引き戸の表具店です
知ってそうで知らなかった表具店、
wkiによると「布や紙などを張ることによって仕立てられた巻物、掛軸、屏風、襖、衝立、額、画帖など」との事
仕事内容にも昭和にも歴史を感じますね･･･
昭和スタイルのクリーニング店や、
金物屋さんには見たことのないバスタブのホーロー看板も
商店街入口から魅せてくれるぜ･･･！
素敵なフォントの喫茶店がありました
窓には「昨日、今日、アスモ」のキャッチコピー
時間が無いので入店はおあずけ･･･寄りたかったなぁ～
道がきゅっと細くなったところでは緑の道に緑の庇
その向かいには虫籠窓のお宅も
緑の塗られた通りはそのまま奥まで続いていました
喫茶店あり、クリーニング店あり、金物店あり、薬局あり、まさに商店街
こちらは皮膚病に特化した薬局の様ですね
備品がイチイチ一昔前で嬉しい！
看板の上から色々貼られた跡が遺っています
レバコールの看板です、ご存じですか？
手描きの雰囲気がいいですね
こちらのお店にはタミヤのステッカーが残されていました
おもちゃ屋さんか模型店だったのかな
振り返ってみて
商店街から逸れたみたらこれまた素敵な空間が･･･
角にちょこんと佇むポストもワンポイントアクセントです
左側の家屋たちもなかなか年期が入ってそう
隣の部屋との境界にはバリケード？が飛び出ていました
こりゃデザイン性高いゾ！
植木やホース、洗濯物に手押し車･･･
家の前には生活感ある小物が並びます
奨励会商店街に戻って来ました
口に出して言いたい言葉ですね笑
閉店したお店の軒下には木製の看板とホーロー看板
こちらでも“電話”の事を“電”と略していました
色々取り扱ってるけど、何屋さんになるんだろう？
木で作られた店名の商店
く、クモの巣がすさまじい･･･
ここだけどうして･･･
大通りへと向かう急な坂道の下にはひときわ目を引く建物がありました
たばこ、ガンダム、タムラ･･･
たばこ屋さん兼おもちゃ屋さんだったのかもしれません
ディズニーのステッカーに麻雀牌のコントラストがまぶしい
３つ並んだ丸窓からはケンシロウと書かれた箱が見えました
お店の脇の道はかなり狭くなっていて、今まで相当被害を被っていることが分かる張り紙たちが･･･
何かが書かれた看板もありましたが、端が切れていて読めませんでした
すぐ脇には“桜井戸”と言う湧水を蓄えた空間があります
お地蔵さんも祀られていたり、中には金魚がいたりと、澄んだ空間となっています
小さな坂の上は国道168号線とぶつかっていました
国道の向こうには嫌でも目に入る真っ赤な“赤かべ荒谷薬”
よく見ると“局”の文字が消されていました
向かいの路地からは溢れるように車やバイクが出てきました
まだまだ続く“奨励会商店街”･･･次回に続きます！
《2019年11月探訪》
[奨励会商店街周辺]
〒637-0042 奈良県五條市五條１丁目１０−１３
