あの有名な中銀カプセルタワービルが見学会を行なっていると言うことで、早速見に行ってきました!
新橋に到着!!
有名なSL広場のある西口ではなく、今回は東口
駅前にステキなビルがありますが、
時間ギリギリなので目的地を目指しましょう!
変な形の歩道橋を渡ったら、
いる〜〜!!!
つぶつぶしてる!
中銀カプセルタワービル
黒川紀章が設計し、世界で初めて実用化されたカプセル型の集合住宅(マンション)である。1972年(昭和47年)竣工。
それぞれの部屋の独立性が著しく高く、部屋(カプセル)ごとに交換することも、技術的には可能な設計になっている
・・・あぶないあぶない、集合時間に間に合いました
さて、 集合場所は1Fのコンビニの脇だったのですが・・・
閉店、ワオ!!
駆けつけてきた担当の方に入り口付近で自己紹介含め、
企画の趣旨や建物について簡単にお話を伺いました
丸と点々はお出かけ中…
祝日なので裏口から入館
集合ポストも面白い!
とにかく小さい!15x15cmくらい?
お話によるとA4サイズも折らないと入らないとか・・・
ファンクラブの会報が届いた日にはギャーーーー!!!
外から見ると1つの建物ですが、実はA棟B棟に分かれています
A
B
それぞれ棟にそれぞれのエレベーターがあります
チン!
一昔前のものなのでエレベーターの到着もちょっとしたアトラクション
各棟のエレベーターを軸にくるくると階段があり、
部屋は螺旋階段の踊り場に配置されています
まずは棟と棟の間の渡り廊下の様な場所を案内してもらいました
結構高いです
かわいいロゴの書いてある屋根もすぐそこ
隣の建物もデリシャス!
すぐそこに居室が!
居室の間は10cmほど間が空いています
隣の部屋とくっついてないのは理想すぎます・・・!!
居室の底は底はこんな感じ
年季が入っていますね
今は居室内の急騰機能が使えないとの事でお湯が出ない模様
お風呂は共用のシャワーか近隣の銭湯、
もしくは溜めた水を温めるツールを使ってお風呂にする手段が取られているようです
それではお部屋に向かいましょう!
AB棟それぞれの消火栓
塗装もこのような状態
もともとこのような色合いのみたいな当たり前感
見学させてもらえるのは真っ青な床が眩しいこちらのお部屋
備え付けられているものも当時のまま、オリジナルに近い状態です
細胞の核を連想させるような丸窓は二重構造
・・・ですが外側は開かない仕様
窓と窓の間に円型のブラインドが入っていたとか
こちらのお宅が当時のものに近いかもしれませんね
それにしてもこれほど注目を集める集合住宅、カーテンは必須ですね
外にいた数分の間でも外国のファミリーや一眼を持った方が何名も写真を撮っていました
電話、デジタル時計、ラジオ、テープデッキ、ステレオ・・・いまではスマホで事足りてしまいます
ふんわりと学校の放送室の匂いが漂ってきた気が
説明が英語で子供の頃は家のステレオをどういじっていいか分からなかったものですね
購入した資料より、
お部屋のタイプはスタンダード、デラックス、スーパーデラックス タイプによって付属品が異なっていました
電卓もコースによって付けられます
床や壁紙、天井の色も選択可能 オレンジを主調にビタミンカラー
閉じている壁を開けば机に早変わり
オプションの電卓はここの端に設置されていたようです
ビジネスに特化した造りですね!
参加者は順番にお部屋の写真撮影タイムをいただけました
でも人が待ってると思うと焦ってしまうものですね
こちらはユニットバスの扉
楕円がなんともレトロフューチャー
なんだか使いづらそうな棚・・・ 棚だよね・・・!?
物を入れたらゴチャついちゃいそう
湯船の中から
こちらのハンドルはシャワー専用かな
こんなところにトイレットペーパーホルダーがあるんですよ!
湿気でしわしわにならないかしら・・・
小さい居室なのでスペースをうまく使う工夫がチラリ
こちらはおトイレ 座れば心落ち着きそう
右の丸いのは灰皿で下にはゴミ箱、手前のくぼみは石鹸置き場です
・・・さて、全員の撮影が終わり部屋を後に
黒川紀章氏の事務所で働いていた方のお部屋でお話を伺えるという時間も設けられています
扉からもそれぞれの事情がありそうですね
カプセルによってはオーナーが放置していて草も生え放題だとか・・・
エアコンの室外機を置く場所がないのでホースを延ばして共用部に置いています
窓から中が見えそうなお部屋はしっかりと見えないように工夫がされていました
お話を伺いにお部屋へ
黒川紀章氏に関する書籍が色々置いてありました、購入もできます
レアな曲も聴かせていただきました・・・
見学会終了!
外に出てカプセルの底です
配水管が漏れたら・・・ふと思ってしまいました
見学会自体はだいたい1時間弱でしょうか、もう一回行きたいな~・・・
階段を使って上から下までじっくり見て歩きたいですね
おすすめの撮影ポイントは、首都高を挟んで反対側の歩道橋との事なので帰りに寄ってみました
カーテンにも住人のカラーが出ます
以前は建物下に見本カプセルの展示があり、
今は埼玉県の北浦和公園と言う所で常設されています
www.pref.saitama.lg.jp
おまけ 見学会に参加すると1000円で買える当時のパンフレットの復刻版
僕が参加した回の人たちはみんな買ってました マンシオンと言うのがグッと来るぜ!!
棚の中にエアコンもあったりします
ゴミ箱をわざわざトラッシュボックスって言うあたりも未来を見据えてでしょうか
ロゴが可愛いんだから!
様々な居住者の方からパンフレットを借り使えそうなページを組み合わせて作ったようです
なのでシミも汚れも印刷です!新品!
※2022年に取り壊されてしまいました。
再利用に向け23個のカプセルが保存されているようです。
[中銀カプセルタワービル]
〒104-0061 東京都中央区銀座8丁目16−10