今回、フェリーに乗って向かうは千葉県の下の方にあります館山市
千葉の下って遠くてなかなか行かないんですよネ
事前に調べて興味深い所も見つけたし、楽しみ!
・・・高速船でなんて初めて・・・
竹芝港発~館山経由~伊豆大島行き
怖くないかしら・・・
予約も平日だししなくても大丈夫でしょう!
平日だしね
そして当日
ゾロゾロ・・・
あぶねぇ!!!
平日なのに乗船前はこんな状態!!
船内もこんな状態、いっぱい!!
利用した期間は大島行きのフェリーが館山に寄り道する
特別運航期間だったのです!
にしても館山にみんな行きた過ぎでしょ!!
隣のおばちゃんが僕の席に荷物を置きながら座る準備をしてなかなか座れなかったり、
おなか痛くてしばらくトイレに入っていたりしながら、
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「館山到着しました」
そんな文字がディスプレイに表示されるも、誰一人として席を立たず
「(船を降りる準備中かな?)」
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しばらくして、船員の方が、
「他に館山で降りる方いませんか~?」
え、みんな、全員大島目指してんの!?
降ります!降ります!!
玄人の中で素人があたふたするシーンありますよね?それです!!
逃げるようにフェリーを後にしましたとサ
ちなみに高速船は全然怖くなかったです
よかった~
大島から通勤でフェリーで通ってたりするのかな?
本来到着する場所は工事中とのことで、もう少し南側にある港へ着きました
目的地が近くなったのでラッキー!!
それにしてもすごいカラーリングの船ですね
かわいいコックさんの派生がすごい
捨てるな
今回の目的地、赤山地下壕跡の文字が見えてきました
0.1km
ね?すぐそこでしょ?
100m走はめちゃくちゃ長く感じたけどネ
そして到着・・・!
受け付けは生協のような少々お堅そうな建物
ヘルメットと懐中電灯を借りて、すぐ裏の地下壕跡へ向かいます
地図からもわかるように結構複雑に作られた壕内(赤線)、
迷わない様に見学できる個所は一本筋(黄色線)になっています
入り口
ここからダンジョン探索の始まりです
ぶちスライムくらいなら勝てる自信あります!!
気のゆるみは命取り、とは言いすぎですが転倒と頭上には気を付けましょう
心の準備はOK、レッツらゴー!
ワオ!
静か、ひんやり、そんでもってロンリー
入り口の方に向かってパチリ
こんなのもありましたョ
撤去されてしまった後では説明がとてもありがたいですね
ちょっとイイ感じなんじゃないかな?って思って撮ったんですが、そうでもないです、ハナクソです、終了
ファースト通路、ワクワクしませんか?
本当に天井が低いので頭上に注意で
振り返ってみて
入り口でこの見ごたえ!!
ここから進入禁止エリア多発!気になる!!
ヒュー!非現実的な空間!!
粗めの網で封鎖された四角い窓の空間を覗けば
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ギャア!!
写真は載せませんがオオゲジたっぷり!!!
道を外れるとイイ事は無いようです
赤山地下壕跡にしても、人生にしても・・・
アレが例の窓です・・・
さて奥へ進んでいきましょう
行けない箇所はしっかりと網で区切られています
近づくとピカー
網の向こう側はこんな感じ
見やすいようにセンサーライトが付いていますが、消えてしまえば本当にまっくら・・・
いつも電話番と言うものが上手く想像ができないんです
まるで迷路
連続してる左側への通路はすべて少し進んだら行き止まりになっていました
ボッケボケですがこんな感じ
奥に行くのをためらってしまう暗さ・・・
例の奥から振り返って
天井にはオオゲジがあちらこちらに・・・
虫苦手な方は気を付けてネ!
幾万回分ものつるはしを振り下ろした跡・・・すごい数です
緑でちょっとHave a break
お気づきだと思いますが、美しい地層もここの見所です!
掘り進めて出来上がるマーブル模様
それにしても耳が痛くなるほどの静けさ・・・
断層って本当にズレるんですね・・・!
赤山地下壕跡と言ったらこの部屋!
覗くだけで入れないので心に焼き付けましょう
光が・・・
見学できるコースの折り返し地点が見えてきました
見学できる最深部は道路に面していました
静かな地下壕内に響きわたる車の音が何とも不思議
受付の方の話によると、この山の至る所に入り口があるとか
終戦後、ここが閉鎖され、それから更に数年たったある時、おじさんがここに住み着き“あるもの”を作っていたようです
そのお話は後程・・・
赤山地下壕跡もいよいよ見学可能の箇所最深部……
道路に面していて結構明るいんですけどね
さてさて、そんな最深部の部屋には文明の名残が・・・
おや?
そうです、前回少し触れた、
「ここで作られていたもの」それは、キノコだったのです
受付の方の話によると、ここが使用されなくなった後におじさんが住み着き、
キノコをニョキニョキさせていたのです
今は綺麗にされた壕内の見学箇所も、
退去してもらう時は様々なもので溢れかえっていたとの事
古いビンやサントリーの昔のロゴが描かれたビンケースが柵の向こう側に転がっているのを壕内で見かけたのはそういう事だったんですね
そしてこちらの記事…↓
歴史は何処にでも、誰にでもあるんですね
危うく変わったおじさんが暮らしていた、それだけで終わらせる所でした
ちょっとしたことも掘り下げていくと理由があるのですね
壁はビンカンです
こんなお部屋も
戦争を感じます
帰りしなに見つけたこの穴、
覗いてみるとオオゲジさんたちが8匹くらい集まって雑談をしていました
そんなこんなで無事生還!
道中、こうもりくんを一匹見かけました
館山を訪れた際はぜひ覗いてみてはいかがでしょうか?
200円で普段とは違う感覚を味合うことができますョ
googleのストリートビューでも中を探索できますが、実際に肌で感じるのは違いますね!
〒294-0033 千葉県館山市宮城192−2