[前回の記事]
まだまだ続く今井町の古い街並み・・・
文化財より生活感のある方へと自然と足が向かいます
ふらふらフラフラ・・・細い道に電線が張り巡らされてる空、好きです
崩れて中がオープン状態になっている空き家が・・・
ここまでなってしまうと廃墟と言った方がしっくり来るかもしれませんね
貼り付けられた木の板
今井町には大工町筋と言う通りがありました
通りを“筋”って言うの、いいですね
あと交差点を“辻”と言う感じ
こちらは商店であったであろう建物
屋根にブルー、庇にグリーン
木製の掲示板には消えかかった“サービス会の店”の文字
オススメ商品などが掲示されていたのでしょうか
破壊の限りを尽くされた看板が残っていました
「今井町サービス会」と書いてあったのでしょうね
この壊れ具合だと既にサービス会も機能してないかもしれません
照明もザ・昭和
祖母の家を思い出します・・・
崩れた屋内にはガラスのケースが残されていました
外壁に食品衛生協会のプレートも貼られていたので鮮魚店か何かだったのかも
貼られた波板の下からは“駐車○○”のホーロー看板が顔を覗かせていました
気になる用水路の上に立つお宅
湿気とか大丈夫なのかな?
窓際のカワイ子ちゃん
何の生物かは不明です笑
汲み取りやすさを追求した鉄板
ちょっと心もとないケド・・・
暗めの色合いがそう見せるのか、
ずっしりとした重量感を感じさせる空き家が
壁の板は剥がれ中の土が露わになっています
心なしかこちらへ傾いてる気も・・・
下は閉まってるのに上に行くにつれ隙間が広がっています
確実に歪んでますね
(❤)
左のお宅と比べるとなかなか傾き具合
遊園地のビックリハウスに入ったみたいに平衡感覚が無くなります
壁の穴からは笹が飛び出ていました
自然は縦横無尽ですね
落ち着いた色の町に緑のデコレーション
しかしこれほどの状態でも、ある程度の期間は倒壊しないと言うのも逆に凄いです
しっかりできてるなぁ、日本の建築
今井町の自治会は移住者を募集し、空き家の見学会なども行っているようですよ
そしてこんな所にもマルフク
落書きも発見できました👀
削れる場所があれば削る、それが子供
規則なく歩き回っているのでどこで見かけたのか忘れてしまいましたが、戦前の看板が残されてました
ワシと太陽のイラストがイカしてますね~!
とある場所にあったインパクトが強い広告
しかもよく見るとこの時代に手描きなんです・・・こだわりがあってステキ!
鬼がこちらを見てます
記載があるように、今井町にある端壮(たんそう)薬品の看板
最近は“おにみみコーラ”を売り出しているようですよ
飲んでみたかったな~
風邪薬“おにみみ”
しかもおっかない事に「みみづ配合」です笑
1993年に保存地区に制定されてた今井町ですが、いつごろから貼られているのでしょうね
受付の方に誘われて資料館にも入ってみました
こちらは紙半豊田記念館
様々なものが展示されています
ヤシの実のお菓子入れに、
顔ちょっと怖めの暖を取る為の火鉢
道を挟んだ反対側の旧家も見学ができるようになっていました
しばらく見ちゃったなぁ~お邪魔しました!
波打つ塀には錆びついた看板
用水路へ崩れ落ちるカウントダウンは始まってそうですね
塾の看板です
サビサビですが塾はしっかり現役でした
鉛筆って両方側から削ったりしてたな~!懐かしい
謎キャラクターのこちらの看板もサビサビ
白アリ!!今となってはそれ以上の情報は読み取れません
黒ネコちゃんを遠目に・・・
さて、そろそろ次の目的地へと向かいましょうか
こんな状態になってまでも働かされてるドラム缶
涙ちょちょ切れます
ネットで検索するのが難しそうな「あ」
さてさて、大和八木駅へと到着
駅前の駐車場がかっこよくて懐かしくて痺れました
こちらから和歌山県の新宮駅へと走る路線バスは日本一長い事であまりにも有名
全長169.8㎞、停留所の数は168か所、片道運賃5350円です・・・路線バスとは思えない笑
路線バスも気になりますが今回は電車に乗って次の町へと移動!
是非ともお付き合いよろしくお願いします
↓↓ 今井町の空き家問題について動画です、時間があったら是非
《2019年11月探訪》
[今井町伝統的建造物群保存地区]
〒634-0812 奈良県橿原市今井町1丁目10