[レトロウォーキング|あなたの街の昭和レトロ]

貴重でド渋な昭和銭湯♨「中央温泉」

[前回の記事]

前回まで高田駅周辺の商店街を散策しました
近くにある銭湯でひとっぷろ浴びて次の散策へと備えましょう!



こちらが商店街から数分の場所にある“中央温泉”です
自転車が複数台停まっていることからも地元の方に愛されていることが分かりますね



暖簾をくぐれば昭和の空間です
牛乳石鹸が提供したものなのかな?



アラビア文字の様な装飾が施された看板がこちらにもありました
よく見ると金魚やコウモリ・・・?
定休日は曜日制ではなく、0と5のつく日です



「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」大人は400円
その下にある“本郷美容室”の看板に描かれた女性のご尊顔を拝みたかった!



下駄箱は木の板タイプ



そしてその脇には更に小型の物入れが・・・
下駄箱より古い物のみたいですが調べた所傘入れの様です
木製だけど、ビショビショのものを入れて、しかも通気性悪そうなのに大丈夫なのかな?



こちらでは向かって左側が男性の入口
銭湯によって男女が右左で違いますが、開店する時にどうやって決めてるのかな?
地域性とかもあるのでしょうか



脱衣所は感動するほどの昭和!
ロッカーの一部がくり抜かれてテレビが入れられていました
正面にある入口左側の空間はちょっとした庭園になっています



ロッカーは旧字のオンパレード
昔の人は気付いたのでしょう、「壱」はよく使う割に画数が多すぎることを



鏡の上部には鏡に書かれた広告がたくさん
カメラ店に敷物店・・・



硝子店も
更には「時計」と「貴金属運動具品全般」を取り扱っているスポーツ店
凄い組み合わせだなぁ



天井には大き目のシーリングファンが取り付けられてました
木目調で雰囲気に溶け込んでいます



使われてる部分と使われてない部分でグラデーションになっている台



(五)がいいですね
シャワーの場合でも背面から他人の水が襲い掛かってくることありますよね



赤と青のリボンがおめでたい
今も貴重品を番台へ預ける人いるのかな?



恒例のドでかい温度計は17℃
昭和の時代は温度計を贈るのが定番だったのでしょうか
堀江薬局は銭湯の真向かいにあります、テナント募集中でしたが・・・



こう見ると体重計も小型化が進みましたね
学校にある体重計も大きかったですが、現在は小さくなってるのかな?



グリーンの皮を張った木製の硬そうなマッサージ器
昭和だなぁ~



こちらの鏡にはテーラ石田の素敵なロゴと文字



豆タイルがカワイイ流し場
浴室手前でよくありますが、何用に設置されてるんだろ



豆タイルパラダイスです
置かれたバケツに学生時代を思い出さずにはいられない
いざ入室!



立派なタイル絵がお出迎え!
女性側と繋がっている大きなもので、北欧の様な風景
様々な色で実際に描いてあるみたいだなぁ



浴槽は1つを2つに分けてあり、中で繋がっています
銭湯らしくちょっと深めの造りになっていますね
昨晩はシャワーだけだったので浮力にのんびりリラックス効果
良いお湯でした☺



明治牛乳の冷蔵庫が現役で稼働中!
様々な商品を取り揃えております



パイゲンC



出てくると自転車の数は少なくなっていました
殆どは女性のお客さんだった様ですね



さて、大和高田を出発です
次の街へと向かいましょう!


《2019年11月探訪》


[中央温泉]
〒635-0082 奈良県大和高田市本郷町7−7