[レトロウォーキング|あなたの街の昭和レトロ]

古い街並み残る鳥居前町「津島駅周辺」 Part.2(津島上街道・下街道編)

2019年6月探訪


[前回の記事]

前回の道から津島下街道へと進んで行きます


その先の角にはなんともインパクトのある元商店が


レーザーディスクに日用雑貨、革製品に贈答品・・・何でも屋さんですね


王様のアイデェア商品
発音時は顔が歪んでしまいそう


音に関するもの、色々取り揃えております
Pのオリジナリティ感あふれる書き方!


サビに紛れた王様のアイデェア商品(縦書き)


昔ながらの家屋が並びます


柵にも個性があって面白いですね
機能性よりデザイン性


崩れた家屋の真ん中に木立
屋根を見る限りだと両サイド繋がっていそうですが
それにしても中が気になる

津島下街道と津島上街道が分かれるあたりです


痛々しいエスエス製薬のピョンちゃんの人形が・・・


赤いちゃんちゃんこがカワイイ初代は1952年に誕生
こちらの子は7代目でしょうか
現在は1997年からの9代目ピョンちゃんが頑張ってくれてます


子供の頃は高級なタバコかと思ってたなぁ
今も思ってるけど


屋根に祠があるお宅を数件見かけました
調べてみると愛知県や岐阜県で見られる屋根神様というもので、
庶民が神社のスペースを設けられなかった時代に軒下に神様を置く様になったとか


黄昏に素敵な通り・・・車はたまに通るほど
タカケンクリーニング、この辺りではよく目にします
看板もいい味出てますね


タカケンクリーニングのひっそりガラス看板
なかなか歴史のあるお店の様です


そのすぐ近くには坂口町の古井戸なるものが


大正七年十二月、今から102年前・・・
昭和10年ごろまで使用されていました
隣がゴミの集積所と言うのも、生活に溶け込んだ風景なんですね
井戸に日付を彫るというのは何か特別な井戸だったのでしょうか


昔ながらの家具屋さん
らく楽家具店と言う名前に思わず笑顔になっちゃいます
改装して古民家カフェになってました


全面カーテンに覆われた室内装飾のマンソウさん
入り口脇のカラフルなブラインドもグーです!


ありがたいお名前の戎利
花道、茶道とは背筋が伸びますな


戎利看板と並んでいたのがこちら
津島にあった海部(あま)牛乳の箱
白い牛乳受けって意外と見ないですね


お花屋さんの看板もとってもプリティ


街頭、そして看板
周りは夕暮れだなんて、懐かしくて物悲しくて、静かに最高です・・・


またまた素敵な雰囲気の美容院


薬局もありました
ここに来ればなんでも揃う、そんな通りだったのでしょうね


化粧のノウハウをtell me、そんな感じでしょう!


尾張津島天王祭”川祭りですって!
お神輿の代わりに車楽舟(だんじりぶね)が出るとか
夜はとても幻想的で燃えそうですね、是非見てみたいなぁ



お酒の自販機についていた年齢認証用のSake-Pass機能
現在では酒パスカードはもう終了していました
新1000円札も来年には旧になってしまいますね
タスポも終了しますしね


真 珠 の か が や き を
あ な た の お 肌 に


いたずらされてないのが治安の良さを物語ってます



サビに紛れた紳士服屋さんのキャッチフレーズは読むのではなく、感じるもの


こちらの通りにも木戸の薬局が
ちょうど通りかかったら閉店のお時間でした

 

写真に納まっていませんがこちらの建物
1920年代後半に銀行として建てられ、名古屋銀行東海銀行津島支店を経て、津島信用金庫本店として利用されていました
現在は津島市観光交流センターになっています


その壁にはしっかりと影タイプのトマソン


まつり最中にもち菓子
さすが祭りが無形文化遺産に登録されただけありますね
調べてみるとまつり最中は例の車楽舟の形をしているようです


さてと、陽も沈みかけてますのでそろそろ駅へと戻りましょう


駅へと続く道には様々な商店たちがズラリ


駅から延びる道だけあって車どおりは結構あります


奥行き長めのテント看板“ゆうぐれ”
“SNACK ” の文字は繰り抜いたのかな・・・


シャッターのイラストがカワイイね


暗くなって来てみたら棒人間が走ってました


津島駅散策もこれにて終了
よく歩いたなぁ・・・ここにもたくさんの昭和がありましたね


 

[津島駅周辺]
〒496-0802 愛知県津島市錦町