[前回の記事]
ようやく辿り着きました、南牧村勧能地区を散策して行きます
突然山の中に集落が出現
駐車スペースもあり〼
現役の電話ボックスも
ボックスには昭和かほる植物シール
公共の設備に貼ってあるの珍しいネ
見回すと斜面にギリッギリ立たせてもらっている建物
もう倒れてるというべきか
2階が面白い格子になっていますね
この辺りは養蚕とコンニャクで栄えました
風通しに気を使っていそうな構造なので、ここでも蚕を育ててたのかな
戸ですら素晴らしい・・・
高台に建ち並ぶ空き家たち
そして手前の建物には…
キリスト看板はどこにでもあります
そう、あなたの心にもね
のどか&しずか・・・
車の音も人の声も、聞こえません
時折、古い民家を見ていると壁に落書きを見つけることがあるんです
「大や」
毛筆のような筆跡
落書きなのか、何かの印なのか ご存知の方は教えてください
ZIG ZAG石垣
角度がエグい…
しかも一番キツイ坂と階段のコラボレーション
住人の6割以上が65歳以上ということを考えるとなかなか大変です
目の前のを流れる川の階段
こちらは集落のメインストリート
ズンズンと進んでいきましょう
とある民家をふと見上げると…
ん?
あぶにゃぁぁぁぁぁぁぁい!!!!
時季的に留守だと思うけど、やっぱり怖いね
すぐに見えてくる元商店?の軒先にて、
なかなかの年期入りアイスクリームケースを目撃
よ〜〜〜く見てると「〈NS〉名糖アイスクリーム」とありますね・・・
あっ、横に見やすいあったのね。 www.meito-sangyo.co.jp
ホームランバーが有名ですね!
アイス取り出すのも大変そうなくらい間口が狭い
画像の彩度を上げると・・・
よい子たちがうっすらと現れました
山間に沈むように佇む勧能集落
メインストリートはまだまだ続いていきます
石碑でしょうか
「昭和三十年十月」とありますね
何かを通す様な穴が開いています
こちらの面には「御祭禮」の文字
「禮」は「礼」の旧字体、すなわち読みは「ごさいれい」
開催場所が多少ズレるので石碑と関係あるかはわかりませんが、
南牧村には400年の歴史を持つ“火まつり”なるものが存在します
見てみたいですね
祭り記念・・・の石碑だったのでしょうか
おや、何やら焦げ臭いぞ
拓けた場所でおじいさんが野焼きをしていました
ようやく第一村人発見です
すこし歩を進めれば廃墟にあたります
そんな民家の下にはこんなスペースが
柄杓もあるから飲めるのかしら…?
でもパイプの中がおっかない
柄杓も気になるけど床の歪み具合も気になるゾ
「ご迷惑をかけてまことに申し訳ありません
今しばらくの間お許し下さい」
草むらの中で健気に頑張っていますね!
「(早く仕事終わんねーかなー)」
四角い建物がありました、旅館?
木造家屋が並ぶ中にコンクリート造りの違和感がすごいです
館内しっちゃかめっちゃか!
すなわち危険なワケよ
入口であろう場所もこのような状態
街灯も装飾がすっ飛んでました
「玉生舘」と言う旅館だったことが判明
かつてこの辺りは温泉が湧き、“勧能温泉”と呼ばれていたそう
Part.1で少しおはなしした南牧村民俗資料館の脇を上っていった先に“星尾”と言う地区があるのですが、そこでは68年ぶりに温泉が復活しました
しかし今回は時間がなくて断念・・・!
空き家、もしくは廃墟が本っっっ当に多い
廃なんちゃらもありました
家々は川沿いに連なります
左側の階段すごい角度…
こちらも養蚕の名残ありました
道路から屋根へバリアフリーです
こんな改造車はじめて・・・
バリアフリー屋根の脇にはコカコーラ社の廃自販機がありました
サンプルはほとんどありません
“Enjoy Coca-Cola”と言うキャッチコピーになったのは1987年から
消費税導入で缶ジュースの価格が110円になったのは1992年から
Meijiの缶コーヒーDON
あまり馴染みがありませんでした
PONのピーチドリンク
シブい…
ポンなのにみかんじゃないのね
あれ、コカコーラ以外のものも売ってたのね
自販機自体は90年代の半ばごろのものでしょう
Coca-Cola アクエリアスネオ かとうれいこ 1992
さらばだ廃自販機よ
上に架かるハンドメイド橋、怖いけど渡りたい
ぬ?
バイクを販売するお店もあったのね
のどかですね〜
川沿いに横に長い集落のため橋が沢山架かっています
はまた次回!
まだまだ続くぜ南牧村勧能地区!