少子高齢化がたびたび議論となっていますね
近所に新しい施設が建設されていると
「また介護施設を作ってるのかなぁ」なんて思ってしまうほど
突然ですがみなさん、
日本一高齢化が進行している自治体がどこだかご存知でしょうか?
最南端の沖縄?
本州最北端の青森?
四国の山の中?
いえいえ違います
それは意外にも関東地方にあります
人口2000人弱、6割が65歳以上
南牧村を検索すると、
「消滅可能性NO.1」「ここで暮らせるのはあと10年」「消えゆく村」・・・
と、なんだかマイナスイメージの言葉ばかり
南牧村=高齢化
このイメージが強く、それについて書かれている記事も多いようです
しかしここではこのブログらしく、レトロにスポットを当てていきたいと思います
なんて少々お堅いオープニングでしたが今回は南牧村の奥地、勧能地区を目指して行きます
いつも通りって訳だぜ!
ちなみに隣接する長野県にも“南牧村”が存在しますが、読み方は“みなみまきむら”です
都内でいう“江古田”みたいな感じですね
前回の大桁緑地公園から更に車を走らせること一時間弱、
下仁田を経由してひたすら川を横目に山の合間を進みます
途中に道の駅オアシスなんもくがあります
下仁田駅周辺からはコンビニはありません
奥に進むにつれお店自体も少なくなってくるので、トイレはここで済ませるのが無難かも
左右非対称でモヤり大爆発の交通安全標語ゲート
「村」もどこかへ行ってしまって呼び捨て感満載
この辺りから道も細くなり、昔ながらの建物も多数目撃です
こちらはJAなんもくの施設を再利用した
「野の花工房南牧ふるさと染織館」
至る所に「農協」「JA」と掲げていたので訪れたときは現役かと思っていました
下仁田寄りに同名の施設があるので移設したのでしょう
いい雰囲気ネ
敷地内にはレンガ造りの建物もアリ
薄っすらとですが「月形農協」の文字もあります
月形農協?JAなんもくじゃないの?
目の前のバス停も旧月形農協前だし…
なんでも以前、この一帯は月形村と呼ばれていて、
1955年の合併で南牧村になったようです
気付いたら60年以上も前の農協に遭遇してたんですね、すごい・・・
いい感じの床屋さんも、
いい感じのお菓子屋さんも、
いい感じの看板もあります
ステレオタイプのワルだなぁ~
グラスでがぶ飲みしてるのも昭和のセンスですね
虫付いてますよ
駐車するところがなくて運転しながら眺めるだけだった看板…
村役場を通り過ぎると民家も徐々に少なくなります
道も狭くすれ違いもヒヤヒヤな、まさに山の様相
しかし「蝉の渓谷」と言うスポットを越えるとポツリポツリと再び民家が現れ始めます
砥沢(とざわ)集落です
集落入り口には街灯のついた神社への階段が
下ったところにある神社って珍しいネ
下り宮と言うようですよ
車一台分の幅の道に木造民家が連なります
残念ながら時間と駐車スペースがなかったので砥沢集落散策は諦めました…
車内より
パーマに自信のあさかわ美容院
扉のガムテープ達がちょっとホラーみあり・・・
集落から更に進むと廃校を利用した南牧村民俗資料館があるエリアに出ます
懐かしデザインの公式サイト
ここも見たかったけど時間がないので今回はガマン・・・!
民俗資料館の前にはとても気になる建物があったのですが残念ながらと取り壊されていました
集会所だったとかなんとか
また目と鼻の先に木造の廃校を使用したレストランがあったのですが、火事により全焼してしまいました…
残念だなぁ…
Googleのストリートビューでも校内が見れますので覗いてみてね
もう少し進むと、再び建物が途切れ、
突然現れる廃屋を目印に広がる集落が目的地である勧能地区です
次回は勧能地区を散策します!