[レトロウォーキング|あなたの街の昭和レトロ]

昭和に浸る「龍城温泉」 Part.1(脱衣所編)

2019年6月


今回は岡崎市にある昭和が色濃く残る、劇渋銭湯です
閉店時間に間に合えば良いですが…


街灯がぽつりぽつりと灯る路地を、
地図を頼りに進んでいくと、



出ました!闇夜にぼんやりと浮かび上がるこちらは、
龍城(たつき)温泉


入り口です
男も女も両方赤いのれん、油断しない様に…!


[龍城温泉]
街で銭湯のこの看板を見かけるとオッ!となりますね

定休日は5と0の付く日の様です
看板で隠れてしまっていますが、後ろの豆タイルアートも見たかった!

と、右後ろを振り返ってみると…

 

まる見えトイレ、昭和恐るべし…


ちょうど入れ替わりで男性が2人が出てきました
若い方も結構利用されている様ですね

 

のれんを潜り、男湯の扉を開けてみると、
前回の松應寺横丁とはまた違った、
幾千人の手垢がついた生々しい昭和が広がっていました


鼻息荒めに番頭のお姉さん撮影の許可をもらい、
脱衣前にサッと撮影!
ありがとうございます!


こちらは下駄箱、もう始まってますね…!
年代物の体重計には
荷物の重さを半永久的に量ると言う仕事が与えられています
最近このタイプの体重計、のってないなぁ

 

もちろん昔ながらのマッサージ機もあります
一回20円とかだったのかな?
座布団のゴザも新しいようなので現役なのかもしれません


隣に並ぶはドライヤー
髪の毛グルングルンになりそうです
奥のオロC冷蔵庫も気になるトコロ

 

座り物が続いていますが、こちらは故障中のマッサージ機
もう直されることはないのでしょうか
浴場へのアプローチも豆タイルで形成されています


…あれ?奥のマッサージ機に鎮座している物って…

 

鏡もついて、コードもついて…
もしかしてこれもドライヤー…!?


見上げれば盗難防止の看板が
皆んなで楽しく入浴しましょ

 

脱衣所の真ん中にはおひとり様用サウナが鎮座しています



40℃〜65℃で良く汗が出ます。

ちょっと温度は低めなのかな?

 

1回200円から、連投で400円分まで連続利用可能です
つまみも結構長い時間まで調節できそう
…ってさすがにもう使えないのかな


今もお店やってるのかなぁ…
珈琲&音楽ですって


とにかく、目に映るもの全てに歴史を感じます
令和から来た自分が場違いの様な気がしてなりません

 

次回は見所のロッカーです!