[前回の記事]
五條市をふらふらと歩き始めた前回ですが、今回は休憩がてら立ち寄った旅館をご紹介
五條市の古い街並みが残る五條新町通り
通りの入口にも案内板が立っていてまさに観光地と言った雰囲気です
通りには立派な歴史のある旅館がありました
“山田旅館”と言う様ですね
屋根付近には「館二五」と書かれた看板が
どうやら以前は“五二館”と言う名前だったそうですよ
宿の入口には野菜の無人販売所もありました
オレンジや緑が鮮やかで気持ちがいい
名産の柿も並んでいますね
何故かポカリの冷蔵庫もありました
中に何か入っていますね・・・
“たいみそ”が売られていました
味噌と鯛のすり身を合わせた甘めの調理みそです
結構人気らしく、丁度地元の方も買っていました
僕も2つおみやげに買いました、自分用です笑
いざ入館!
中には土間があり、ひとつ上がった所にはどっしりとした机が鎮座、
まさに昔の商家と言った造りです
昔からここで宿泊の手続きが行われてたんですね~なんか感慨深い
建物自体は江戸時代後期の物の様ですよ
客室は2階に、喫茶スペースは土間の端の方に設けられていました
甘味をいただいて一服・・・
ホッとしちゃう
ちょっとしたアイテムにも歴史のあります
屋内に燕の巣がありました
時期になると早起きして燕の為に入口を開けておくのだとか
客室も見せていただけるとの事でお言葉に甘えて見学させていただきました
味のある階段をのぼると奥へと続く客室・・・
手すりの感じがいいですね
廊下の奥には共同の洗い場
その脇にはもうひとつ階段もありました
女将さんはパッチワークが趣味の様で、館内にも作品が並んでします
蓮の葉はやっぱりゾワゾワしますね笑
客室はふすまで仕切られています、昔ながらの旅館ですね
女将さんのご厚意でふすまを開けていただきました、ありがとうございます窓からはちょうど旅館の看板が見えます
女将さんからオススメられたアングルです、確かにいい雰囲気
窓の鍵もクルクル回すタイプでした
たまに閉め機会がありますが、いつももたついてしまいます笑
頭をぶつけるので慎重に下りないといけない階段もいい経験です
甘味も美味しくリフレッシュできました
昭和34年の伊勢湾台風で被害にあった様ですが、何とか持ちこたえたとか
しかし江戸時代の物がよく残ってるなぁ・・・
さて、五條散策再開と行きましょう!
《2019年11月探訪》
[山田旅館]
〒637-0043 奈良県五條市新町2丁目6−8